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2005/07/10

シロミノコムラサキ(白実の小紫)の花

「シロミノコムラサキ」の花が咲きました。この木は、花は地味で観賞の対象にはなっていませんが、成熟した白い実が、秋から冬にかけての花のない時期でも鈴なりにぶら下がり、遠目には花のように見えて、枯れ庭に潤いをつけてくれます。通称は「シロシキブ」と呼んでいるようで、この方が呼びやすいので私もシロシキブと言うこともありますが、「ムラサキシキブ」の白実変種ではありません。本種は写真に見られる特徴でお分かりかと思いますが、コムラサキの白実変種です(詳細はメモをご参照ください)。

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シロミノコムラサキ(白実の小紫)の花:通称シロシキブの花
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左:葉腋のやや上に花序の柄が出ている。 右:葉の半分から先端部分にのみ粗い据歯が見られる(拡大:クリップしてください)。
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メモ コムラサキ:クマツズラ科落葉低木。 通常種は花後、小粒の紫色をした実を鈴なりにつけるが、白実のつく変種もある。ムラサキシキブも通常種は紫色の実をつけるが、白実をつける変種もある。この白実をつける変種を「シロシキブ」と呼んでいるが、園芸品として販売されているものには、ムラサキシキブとよく似ているコムラサキの白実変種も「シロシキブ」と呼んで流通するようになった。このため、品種的には若干の混乱が生じた。
コムラサキはムラサキシキブとよく似ているが、次の2点で区別される
(1)ムラサキシキブは葉腋のつけ根に花序の柄があるが、コムラサキは葉腋のやや上にある(写真下左参照)。
(2)ムラサキシキブは葉のギザギザ(据歯)が葉の全縁にあるが、コムラサキは葉の半ばから先端部にかけて粗い据歯がある(写真下右参照)

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コメント

ぴょんぴょんさん、おはようございます。
シロミノコムラサキ、初めて聞いたような
気がします、紫の変種なんですね~。
近所の林には、ムラサキシキブはあるのですが、やっぱり自然には白味のものはないかな?園芸品種ですよね?

投稿: ぴよ | 2005/07/10 08:30

ぴよさん、お早うございます。
その昔、秋の信州を旅していたとき、小布施でムラサキシキブのあの紫の実に出会いました。この魅惑的な実をつけるムラサキシキブを、わが家にも、と思ったのですが、大分大きな木になりそうなので躊躇していました。そしたらある年、願いがかなったのでしょうか、鳥さんが運んでくれました。この木の芽が庭先に出ていたのです。花の咲くまで、3~4年かかり、それまでどんな種類かわかりませんでした。シロミノコムラサキは自生しているかも知れませんが、多分、園芸種でどこかのお家の庭先から鳥が食べて、我が家の庭に運んだものと思っています。白実のコムラサキもまた風流です。

投稿: ぴょんぴょん | 2005/07/11 09:11

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