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2005/12/23

ヤブランの実

毎年、紫色の花を咲かせてくれるわが家のヤブラン(クリック)が、今年も実をつけてくれました。毎年、花は穂状にたくさんつけますが、黒く熟するまでには一本の花穂に1個か2個程度の種子が、ぱらぱらと付く程度になってしまいます。これは、自然にそうなるようで、鳥が食べた結果ではなさそうです。つまり、”実付き”が良くありません。これは、わが家だけの傾向であろうか?
ちょっと堅苦しいことを言いますと、このヤブランの実は、「果実」ではなくて「種子」だそうです。詳しくは「野山に植物をたずねて」を御参照ください。

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今年は、この「種子」を少し観察して見ます。花の咲いた後、子房ができますが、ヤブランの子房は3室あり、各室には2個の胚珠があるそうです。胚珠は後に大きくなって「種子」になります。胚珠を保護するため、通常の果樹は胚珠の周りに「果肉」が厚くとり巻いています。これが「果実」です。
ヤブランは、胚珠を包む子房壁が早いうちに破れて壊れてしまうため、果肉ができないで胚珠が裸のまま成熟するので、そのまま種子となってしまうのです。

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上の写真の一対2個並んだ種子は、1室2個の胚珠が変身したもので、大きい1個だけの実は、1個だけ残った胚珠が種子に成熟したものです。

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コメント

我が家のヤブランも実つきが悪いと思っていたら、
ヤブランはもともと実つきが悪いんですね。
しかも、果実ではなく、
種子そのものなんですね。
裏庭のヤブランの実を改めて観察してみようと思います。

投稿: どてかぼちゃ | 2005/12/27 09:56

ヤブランは、毎年鈴なりのような実がついたことが無いので、最初は鳥が食べてしまったのかなと思ったのですが、そうでもなさそうなので、ブログで調べてみたら、皆さんのお家でも、実つきはあまり良くないようですね。理由はよく分かりませんが、どうも、そのような性質のようです。

投稿: ぴょんぴょん | 2005/12/30 07:35

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