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2006/03/22

キブシ(木五倍子)

淡黄色い小さな鈴のような花を沢山ぶらさげたキブシ(木五倍子)の花は、野原に咲く花と比べると地味ですが、まだ若葉も出ていない早春の雑木林の中では、マンサクと並んでよく目立ちます。

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むかし既婚の女性が”結婚をしましたよ”ということを示すために歯を黒く塗る風習がありました。これを「お歯黒」と呼んでいました。今では、お歯黒をした女の人は見たことがありませんが、私が子供の頃(第2次世界大戦前)にはお歯黒をした女性を見たことがあります。キブシ(木五倍子)の名は、歯を「お歯黒」に染めるのに、この木の果実を乾燥して粉にして、ヌルでの五倍子(ふし)の代用として用いたため”木の五倍子”すなわち”キブシ”と呼ばれるようになったと言われています。五倍子(ふし)とは、虫が葉につくった瘤でタンニンを多く含んでいます。

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コメント

おはようございます。
キブシの名前にこんないわれがあるとは知りませんでした。
今やお歯黒は時代劇で時々見かけるくらいですね。

投稿: どてかぼちゃ | 2006/03/23 05:09

どてかぼちゃさん、お早うございます。
キブシはむかしは、”おなじみの木”のようだったそうですが、今では、忘れ去られたような木になってしまいましたね。よく見れば、花が綺麗なのにちょっと残念。

投稿: ぴょんぴょん | 2006/03/23 08:19

こんにちは
目立たない花もアップで撮ると可愛いですね。
お歯黒の原料だと走りませんでした。
先人は自然界のものを上手く利用していたんですね。

投稿: mico | 2006/03/23 14:23

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