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2006/05/09

タラヨウ(多羅葉)の花

牛久沼のほとり、日本画家小川芋銭画伯が晩年を過ごされた「雲魚亭」を久し振りに訪れました。その昔、牛久沼には”かっぱ(河童)”が棲んでいたという伝説があります。芋銭画伯は、その”河童”をこよなく愛し、河童を題材とした絵を多く描かれている。その「雲魚亭」の前に、1本の見事な木が、花をたわわにつけて、いまを盛りと咲いていました。木札がぶら下っており、木の名前が書いてあるようですが、かすれて読めません。その私の様子を見ていたのでしょうか、傍に立っていた地元の人らしき中老の男の人が、「タラヨウの木ですよ。”はがき”の木ともいいます。」と、親切にも教えてくれ、やがて立ち去っていきました。わたしは、その後も、しばし、ただずんでその木を眺めました。

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タラヨウの花;雄花のようです。(2006.5.6 撮影)

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左:房状に咲くタラヨウの花  右:芋銭画伯晩年の画室兼居室となった「雲魚亭」

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左:タラヨウの木  右:タラヨウの葉
葉の裏に文字が書ける。タンニンが酸化して、黒褐色になるためだそうです。

メモ  タラヨウ:モチノキ科モチノキ属。 雌雄異株の常緑高木。 タラヨウ(多羅葉)は、古代インドで、その葉の裏面にお経を書いたといわれるヤシ科の「バイタラ(貝多羅)」の葉に似ていることから名付けられたという。葉の裏に、クギなどで、文字を書くとその文字が黒く浮き上がります。「葉がき」の原形になったといわれています。

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コメント

おはようございます。
葉の裏に文字が書ける木とはおもしろいですね。
こんな木が我が家にあったら、
息子たちは葉っぱをむしってはいたずら書きをしているのではないかと思います(笑)。

投稿: どてかぼちゃ | 2006/05/10 04:54

どてかぼちゃ さん お早うございます。

< 息子たちは葉っぱをむしってはいたずら書きをしているのではないかと思います(笑)。

大丈夫です、ご心配には及ばないと思います。自然に落ちる葉が沢山ありますから、それを拾って使えます。写真の葉もその落ち葉を頂戴しました。

投稿: ぴょんぴょん | 2006/05/10 07:18

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