ヤマボウシの花
樹木の花は、ひかえめであまり目立ちませんが、味わいのある花が多く見られます。
ヤマボウシ:ミズキ科ヤマボウシ属。 落葉高木。 花期: 5~7月。
白い4枚の花弁のように見えるものは、総苞と呼ばれるもので、緑色の坊主頭に見えるものが本当の花だそうです。写真の坊主頭は、まだ花が開いておりません(2008/05/09撮影 筑波大植物見本園)。
満開の花はこちら→満開の花(茨城県阿見町の街路樹として植えられたヤマボウシ:2005年 6月10日 撮影)。
ヤマボウシの名は白い総苞が山法師が被った白頭巾を連想させることに由来するという。英語名ではパシフィックドッグウッド(Pacific Dogwood)あるいは、Japanese Strawberry Tree とも呼ばれている。実(あるいは花?)がイチゴのように見えたのでそう呼ばれたのでしょうか?
果実は赤く、表面にイチゴに似たぽつぽつがあります(ヤマボウシの果実の写真は→こちら)。
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コメント
こんばんは
ヤマボウシ私も先日見かけました。
緑から真っ白に花色の変化が楽しめますね。
投稿: mico | 2008/05/13 20:28
ヤマボウシの花 こちらでもだいぶ大きくなってきました。
総苞 最初の頃は緑色で小さくて可愛いですが、だんだん大きくなると白い色になってきますね。
メジロが実を食べているのを見ましたよ。
投稿: zucca | 2008/05/13 21:16
ヤマボウシ、素敵ですね。大好きな木です。
伴侶の実家に、小さなヤマボウシがあるのですが、今年も花芽はありませんでした。
一度、赤い実を食べてみたいと期待しているのですが、なかなか無理みたいですね。
投稿: ジュリジュリ | 2008/05/13 22:29
mico さん、お早うございます。
ヤマボウシ、床屋さんで散髪した帰り道、少し遠回りの散歩をしたときで会いました。
ちょうど、花が開き始めたときで、花びら(総苞)が淡い薄緑色をしていて、幻想的でした。
投稿: ぴょんぴょん | 2008/05/14 06:32
zuccaさん、お早うございます。
< 総苞 最初の頃は緑色で小さくて可愛いですが、だんだん大きくなると白い色になってきますね
そうです、その薄緑色から、次第に純白の花びらに変わっていくのを眺めるのも楽しいですね。
赤い実は、メジロさんのプレゼントにもなるのですか、人も、鳥も楽しめる優等花木ですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2008/05/14 06:40
ジュリジュリ さんお早うございます。
ヤマボウシ、最近は街路樹などにも植えられて都市域でもお馴染みになりましたね。
花が咲き、大きな赤い実がつき、紅葉も綺麗なので、我が家にもお招きしようかなと思っているのですが、高木で、大きくなりそうなので躊躇しているところです。
ご実家のヤマボウシ、そのうちに花咲き、実がなると思いますよ。それを期待して一生懸命お世話するのもまた愉しからず哉ですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2008/05/14 06:51