より遠くへ飛ぼう・・・イロハカエデとカラコギカエデの翼果
イロハカエデやカラコギカエデの実が熟し、旅立ちの準備ができたようです。イロハカエデやカラコギカエデの種子は、平べったい翼を持っているので、風に吹かれたとき、風にのってより遠くまで飛ばされ易い形になってる。この、仕組みによって、より遠くに種子を飛ばし、子孫を増やそうというわけです。どうしてこのような知恵が培われたのでしょうね。不思議でなりません。
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↑ 果実が一足先に熟し、紅葉はもう少し先のようである。
イロハカエデ:カエデ科カエデ属。 落葉小高木。通常は葉が7裂で、「イロハニホヘト」まで数えることができるので「イロハカエデ」(「イロハモミジ」とも言う)と呼ばれるようになったという。しかし、写真のように葉が5裂するものもよく見られる。
↑ カラコギカエデの翼果。 イロハカエデの翼果とは、少し形が違います。
↑ カラコギカエデ:カエデ科カエデ属。 落葉小高木。 「カラコギ」は、樹皮の破れが’鹿の子模様’に見えたのでカノコギと呼ばれ、それが訛ってカラコギ(唐子木)になったという。これも、紅葉はまだ先のようです。
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コメント
モミジの種類も多いですね。
カラコギカエデ初めて知りました。
投稿: mico | 2008/09/14 10:37
mico さん、今晩は。
カエデ類の紅葉は、もう少し先のようですが、
実が熟しはじめました。
羽根があって、飛んでいくところが面白いですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2008/09/14 18:33