トチ(栃)の実
散歩道の一つ、T大学構内の道路脇の林の中にトチ(栃)の実が落ちていました。セイヨウトチノキか、日本在来種のトチノキか判りませんが、栗色の艶々した種子の色は何か惹きつけられるものがあり、つい拾ってしまいます。
↑ 皮つきのトチの実。セイヨウトチノキかと思われるが正確な樹種は不明。
↑ 種子はほぼ円形で、強い苦みがあるので、そのままでは食べられません。
↑ 割ってみると、クリのようなクリーム色の実が見えます。「あく(灰汁)抜き」の処理をすると、「トチ餅」や「トチ麺」をつくって食べることができます。灰汁抜きの方法はいろいろな仕方がありますが、広島の紅茶のお店「午前10時午後3時」のブログで紹介されている「栃の実のあく抜き」法が、具体的で参考になると思います。
↑ 外皮の模様がなかなか渋いですね。3個のうち2個を掲げました。同じ果実でもよく見ると、柄に微妙な違いがあります。あなたは、どちらがお好みですか。
| 固定リンク
「樹木」カテゴリの記事
- アオスジアゲハの幼虫(2017.07.13)
- 「なんじゃもんじゃ」、「ユリの木」、「山法師」と「アカボシゴマダラ」(2016.05.14)
- 桜が開花しました。(2016.03.28)
- キジのお宿のモッコクの樹(2015.11.16)
- 種子と落ち葉:ゴーヤ、おくら、ユリの木(2015.10.16)
「果実」カテゴリの記事
- ビワの実の初どり(2018.06.10)
- 万両、千両、十両の実が赤く色づきました。(2017.11.20)
- 味覚の秋の到来です!(2017.10.08)
- ブルーベリー(2017)第1回収穫(2017.08.11)
- スイカと雉とブルーベリー(2017.07.12)
コメント