ガマズミ
ガマズミは、葉は虫に食われ、紅葉の進み具合いもいまいちで、容姿端麗とは言いがたいが、枝にたわわについた赤い実は、艶々として陽に輝き、遠くからでも野鳥や人の目をよく惹きます。
↑ ガマズミ:黄葉よりは赤い実がこの木を引き立てます( 撮影 2008/11/18 筑波大植物見本園)。
5~6月に白い小さな花を多数咲かせ、実は9~10月に赤熟する。似た種類にコバノガマズミがあるが、ガマズミの方が葉が広く、かつ葉柄が長い。また、実のつき方は、ガマズミの方が多い。
↑ 関東平野のこの辺りでは、見ごたえのある紅葉~紅葉にはなかなかならない。
↑ しかし、果実のつき具合は’ぴか一’です。実は初秋の頃は渋味と酸味が強いが、初冬の頃になると、渋みが無くなり甘くなる。食べられるが、今では野鳥の食餌の対象となっている。
ガマズミ:スイカズラ科ガマズミ属。 落葉高木。 原産地:日本、朝鮮半島、中国。 和名(漢字):鎌酸実、莢迷(がまずみ)
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コメント
こんばんは
完熟のガマズミの実が美味しそうですね、
いちど味わってみたくなりました。
投稿: mico | 2008/11/21 20:16
mico さん、お早うございます。
小学校の時代は、戦争中で(これで歳は判るかと思いますが)、田舎に疎開していました。
食料難でおやつもない時代でしたから、友達と一緒に、このガマズミの木を探し出して、赤い実をほおばりました。
以来、ウン十年、この実はたべることはなくなり、今は見るだけです。なつかしの実です。
投稿: ぴょんぴょん | 2008/11/23 07:34