オダマキ 開花
今年も、裏庭のオダマキ(苧環)が1番花(4/18開花)となり、表庭のオダマキが2番花(4/19開花)となりました。日本原産の自生種、ミヤマオダマキの園芸種です。
青紫と白色を取り合わせた上品な花色と、ユニークな花の形が気に入っています。そして、綺麗な花にもかかわらず、美花の宿命とでも言うべきか弱さが全く見られず、頑強で世話のかからないところがまた良いところです。
↑ 我が家のオダマキの1番花:裏庭に咲いたオダマキ(撮影 2009/04/18)
↑ 裏庭のオダマキ:こぼれ種から増えたものです。丈夫で元気、こぼれ種でどんどん増えていきます。
↑ 我が家のオダマキの2番花:表庭に咲いたオダマキ(撮影 2009/04/19)。
表庭は北に面しているので、開花が少し遅れるが、夏は涼しいので、夏の高温多湿を嫌う植物は表庭に植えています。
↑ オダマキを漢字で書くと「苧環」。「苧」は、日本の古語で「麻糸」のことを言うそうです、「環」は、「中が中空になったもの」で、古代に、麻糸を紡いで、糸繰り器で巻いたあと、糸繰り器をはずすと中が中空になった麻の糸玉が出来る。この麻の糸玉を「苧環」と呼んだようです。また、場合によっては、その糸を巻く「糸繰り器」もオダマキよ呼ぶこともあったようです。
↑ ”ためつ、すがめつ”とはこのことでしょうか。花弁のように見える外側の5枚の’花びら’は、実は「ガク(顎)」だそうです。
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コメント
立派なオダマキですね、
花色も爽やかで素敵です。
投稿: mico | 2009/04/20 13:33
mico さん、今日は
この、ミヤマオダマキ、長い間、日本で育っていたためでしょうか、我が家の庭に来ても、病気にもかからず、虫もつかず、元気で育っています。
わが家での、お気に入りの植物の一つです。
投稿: ぴょんぴょん | 2009/04/21 16:40