ツマグロヒョウモン:幼虫と蛹
冬の間、花壇を飾ってくれたパンジーは、春を過ぎても綺麗に花をさかせて目を楽しませてくれたが、さすがに夏の暑さには抗しきれず、少々へたってしまい、お後のマリーゴールドに席を譲って引退しました。でも、鉢植えのパンジーは、元気だったので、日陰に置いてやると、また綺麗な花を咲かせてくれました。
そうしたら、そこへツマグロヒョウモンがやってきて、しばらく舞ったあと、そのパンジーの葉に卵を産み付けて帰って行きました。そうです、パンジーは野草のスミレと同じスミレ科の植物なので、ツマグロヒョウモンの食草なのです。鉢のパンジーは、もう十分花を咲かせて楽しませてくれたので、卵から孵った幼虫には、こころよく食餌をさせてあげました。
↑ 「前蛹」になる直前のツマグロヒョウモンの幼虫(5齢幼虫?)。同じくらいの大きさの幼虫が他に2匹、合計3匹いました。これらの幼虫が、蛹化の場所を求めて、パンジーの鉢を離れ動きだしたので、外敵の防御と観察をしたいということで、虫篭に引越しを願いました。(写 2009/08/04)
↑ 左:ツマグロヒョウモンの食草となった鉢植えのパンジー 右:同じパンジーの鉢には、やや小さい3~4齢くらいの幼虫がまだ2匹いました。
↑ 蛹化を完了したツマグロヒョウモンの幼虫。8月11日、最初の1匹が蛹化を完了し、他の2匹は前蛹を完了しました。
↑ 8月12日、3匹の幼虫がすべて蛹となりました。蛹化が終わり10日くらい経つと羽化が始まるようです。
無事に羽化できることを楽しみにしています。
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