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2009/08/18

ガマ(蒲)の花・穂

ガマ(蒲)の穂綿は日本神話に出てくる「因幡の白兎」の説話でよく知られていますが、初めて話を聞いた子供のときは、ガマの穂綿を見たことがなかったので、どういうものか大変気になりました。そして、その穂綿がどういうものであるかを知ったのは、つい最近と言ってもよいでしょう。


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↑ 「ガマの穂」と呼んでいますが、ガマの雌花が咲き終わって結実しつつある姿です。やがて、この’穂’が破れて、’綿毛’が飛び出してきます。綿毛には小さな’種子’がついています。一つの穂に、この綿毛のついた種子は10万~35万もついているとのこと。大変な数ですね。 (写 2009/08/16)

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↑ ガマ:ガマ科ガマ属。 雌雄同株の多年草。 (写 2009/08/16)


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↑ガマの花。 茎の先端部の槍の穂先のように尖った部分が雄花穂で葯だけで花弁は無い。その下部にチョコレート色をした細長いソーセージのようなものが雌花穂であるが、雌花にも花弁がありません。 (写 2009/06/23)

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↑ 6月の開花時には、雄花の葯が破れて、黄色い花粉が風に舞い、雌花の上に振りそそぎます。ガマの花は、風により受粉する風媒花なのです。 したがって、ガマの花は、昆虫の助けを借りる必要がないので、花はきわめて地味で、人間も、つい見過ごしてしまいます。(写 2009/06/23)


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コメント

一つの穂に雌花と雄花、いろいろべんきょうになりました。
ガマの穂を見る目が変わりそうです。

投稿: mico | 2009/08/19 08:13

以前庭に小さな池を作ろうとしたことがあったのですが、
あっという間にコガマに占領され、湿地となりました。
鳥が運んできたのかなと思いましたが、風媒花だったのですね。
用水路か乙戸沼から飛んできたのかも知れません。
以後、池作りは断念しました(笑)

投稿: kyara-mama | 2009/08/20 08:30

mico さん
今晩は!
このあたりは、ガマの群生地がよく見られるところですが、宅地造成が進んで最近はあまり見られなくなりました。

投稿: ぴょんぴょん | 2009/08/26 21:20

kyara-mama さん
今晩は!
以前はかなり大きなガマの群落地でしたが、宅造工事が進んで小さくなってしまいました。昨年まではオオヨシキリが来て、大声をあげて鳴いていましたが、今年は来ませんでした。ちょっと、さびしくなりましたね。

投稿: ぴょんぴょん | 2009/08/26 21:27

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