バリケン
初めて見る人は七面鳥の変わり種かと思う人もいるかもしれませんが、バリケンと呼ばれるカモ科の水鳥です。中南米の熱帯から亜熱帯の水辺に分布していた野生のバリケンを古代ペルー人が家禽化していたのをコロンブスが大陸を発見して以後、中南米に来たヨーロッパ人が欧州に持ち帰り、肉食用として改良したのが世界各地に広まったという。
↑ バリケン:カモ目カモ科。(写 2010/01/15 つくば市洞峰公園)
↑ 日本には戦前~戦中に食用として飼育されたが、戦後一部が逃げ出したりして半野生化したものが、見られるようになった。
↑ 別名:フランスガモ、タイワンアヒル。英名:マスコビー・ダック(Muscovy Duck ,モスクワのアヒル)、フランス名:バルバリー。和名バリケンはオランダ語Bergeendeに由来するという。
↑ 陸地にいる方が多いが、今日は水の中に入って豪快に水浴びをしていました。
↑ 洞峰池のバリケンも乙戸沼のバリケンと同様、半野生化して棲みついている。
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コメント
赤と白と黒の配色が目を惹きそうですね。
出合って見たくなりました。
水浴びグッドタイミングでしたね。
投稿: mico | 2010/01/18 19:58
こんばんは!
赤白黒の配色がきれいな個体ですね^^
水浴び、気持ちよさそうです。
のそのそ歩いているか、泳いでいるかのバリケンですが、
と皆でびっくり。
先日初めて飛ぶところをこの公園で見ました。
「バリケンって飛ぶんだぁ・・・!」
もう少しアヒルに近い顔の個体でしたが、
飛び姿はなかなか美しかったです(色つき白鳥?)
投稿: ウィルソン | 2010/01/18 22:35
バリケン、豪快なお姿ですねぇ♪
真っ赤な顔なんですネ
↓ いろいろな冬鳥がいっぱい来ましたネ♪
こちらで、鳥見楽しませていただきます♪
投稿: orenge | 2010/01/19 01:43
mico さん、お早うございます。
洞峰公園のバリケンは、普段は数羽(あるいはもっと多いかもしれません)が、群れになってよちよち陸地を歩いています。人の姿を見かけると、何かえさでもくれるのかと思って近づいてきます。初めて見る人は、その赤い顔の形相に異様さにびっくりするでしょう。洞峰公園では4~5歳の幼児のよいお遊び相手となっています。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/01/19 08:08
ウィルソン さん、お早うございます。
群のなかの数羽が池の中に飛び込みました。
この寒いのに、あれま、と見ていたら、今度は羽ばたいたり、水しぶきをあげて水浴びをしました。
鳥ってきれい好きなんですね~
そ~ですが、飛んでいる姿を見られたのですか。
私も、一度だけ見たことがありますが、飛び方は豪快ですね~
飛翔力はまだまだ健在のようですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/01/19 08:19
orenge さん、お早うございます。
昨年(2009/01/21)は、乙戸沼公園のバリケンを紹介しましたが、今年は洞峰公園のバリケンを紹介しました。バリケンは家禽として扱われているのでしょうか、通常の野鳥図鑑には記載がありませんが、洞峰公園や乙戸沼公園のバリケンは、ほとんど野放し状態で生活しているようです。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/01/19 08:27
すみません、ウィルソンは私です
クリックし間違えたみたいです。失礼しました。m(_ _)m
投稿: kyara-mama | 2010/01/19 10:08
「バリケン」という鳥初めて見ました。
とても存在感のある鳥ですね。
真っ赤な顔が歌舞伎の隈取りみたいです。
投稿: どてかぼちゃ | 2010/01/20 06:10
kyara-mama さん、今晩は
分かりました。弘法も筆の誤りですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/01/21 23:04
どてかぼちゃ さん、今晩は
そうです、真っ赤な顔がちょっと近寄りがたい姿をしています。このバリケンは食肉用として日本に輸入されたようですが、肉がカモ特有の臭みがあるため、あまり売れなかったようです
投稿: ぴょんぴょん | 2010/01/21 23:09