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2010/06/10

オモト

昨日、桃色~橙色のアマリリスを掲載しましたが、5年前の今日、 このブログで白いアマリリスをアップ(2005/06/10)し、翌日にはオモトを掲載していることに気がつきました。我が家では、アマリリスとオモトは、仲良しのようで、ほぼ時を同じくして咲き出します。アマリリスを掲載したからには、この家に引越しするときにも忘れずにつれてきた我が家の古い友達のオモト(万年青)を忘れるわけにはいきません。オモトを眺めると私はアカンサスの植物をすぐ思い出します。その由縁は後述します。

Ha10060507090605omoto01 ↑ オモト:スズラン科(ユリ科)オモト属。 多年草。 原生地:日本、中国。

Ha10060507230608omoto01 ↑ オモト(万年青)の花。 秋には赤い実が付きます。

古来から、庭に万年青を植えると災難を防ぎ、万年も家が繁栄し続けると言われて、引越しや新築のお祝いに送られたりしました。葉が一年中青々として枯れないことから、永遠の繁栄を象徴する植物として選ばれたようです。

10数年前に、ギリシャを旅した時、古代ギリシャ建築のコリント式の柱頭の装飾がアカンサスという植物をモチ-フにしたものであることを知りました。そして、このアカンサスという植物が、年中青々として繁っているために、万年青と同様に永遠の繁栄を象徴する植物として選ばれたということを知りました。

遠く東西に離れていても、古代ギリシャ人のアカンサスに託した思いと、いにしえの日本人の万年青に託した願いには、叶うことのない万年もの繁栄を願うという人間共通の悲願が感じれれます。

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↑ 万年青の葉(左)と花穂(右)

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コメント

こんばんは
万年青の赤い実は目を惹きますが
花は葉に隠れて咲き奥ゆかしさを感じました。
人類の願いは万国共通のようですね。

投稿: mico | 2010/06/10 18:37

オモトは日本古来からの観葉植物ですが、
確かに、オモトの緑って1年中美しいですね。
花は地味ですが、赤い実がなると、
その赤がワンポイントとなって一層引き立ちますね。
万年の繁栄を祈る意味があることは知りませんでした。
また勉強になりました。
ありがとうございます。

投稿: どてかぼちゃ | 2010/06/11 03:10

mico さん、おはようございます。
オモトは今ではあまり注目されませんが、江戸時代や明治の時代には大変な愛好家が沢山いたようですね。

投稿: ぴょんぴょん | 2010/06/11 07:24

どてかぼちゃ さん、お早うございます
オモトは赤い実が人目を引きますが、愛好家はそれ以上に葉の変化”葉芸”を楽しむようですね。私はまだそのような境地には達していないので、いまのところ、育てて眺めるばかりです。

投稿: ぴょんぴょん | 2010/06/11 07:33

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