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2010/09/09

台風一過:ガガイモの花が咲き、翅の傷んだキタテハが庭を訪れる

台風一過、田畑山林は大量の降雨で蘇り、今日はさわやかな一日となりました。

菜園の近くの雑草地で白い花を咲かせているつる植物に出会いました。昨年は見かけなかったのにな~と思いながら写真を撮り、家に帰り調べてみたら、びっくり、長年会いたいと思っていたガガイモの花でした。ガガイモは4年前の冬、よく散歩に出かけた雑木林の縁で、花よりも先にその枯れた袋果(果実の鞘)のユニークさに惹かれて名を知った植物です。以来、その花に会いたいと思っていたがなかなか会う機会がなくて今日まで至った花で、ようやくご対面が叶いました。

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↑ ガガイモ:ガガイモ科ガガイモ属。つる性多年草。原産地:日本

淡い紫色の小花を咲かせます。アリ(蟻)の身体と比較してください。花には両性花と雄花があるというが、外観だけからの区別は難しい。 別名:クサバンヤ、乳草、シコイイ

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↑花弁は筒状に合生し、内側には長い白毛が密生する。花筒は、先が5裂して星状になり、先端は反り返る。

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 ↑ 葉は単葉で対生。葉や茎を切ると切り口から乳のような汁液が出る。このことから「乳草」とも呼ばれる。この白い汁液は解毒効果があり、虫に刺されたとき塗布したりした。また、果実の綿毛は切り傷の血止め効果があるという。

果実を乾燥したものは滋養強壮の効果があり「ラマシ(羅摩子←略字)」と呼ばれる生薬として漢方で利用されている。

「ガガイモ」の名の由来については諸説ある。一説には、葉の形が亀の甲羅に似て、果実が芋に似るので「ガガイモ」になったという。ここに、「ガガ」は、「亀の甲羅」を意味する古い方言であるという。

                  庭で翅を休めるキタテハ

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↑ キタテハ(夏型)が庭に来て翅を休めていました。

昨夜の台風9号は、大量の雨をもたらして、北へと過ぎ去りました。今日は久しぶりに涼しい風が吹いて、庭の草木も生き生きと蘇りました。そこにキタテハが飛んできて翅を休めていたが、よく見ると、左の後翅が破れていた。どうしたのであろうか。風雨に遭って綻んだのか、それとも鳥に襲われたのであろうか。

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コメント

おはようございます。
意外な場所でガガイモの花に出合えて何よりでしたね。
私も出合って見たくなりました。
こちらも今朝は爽やかな風が吹いています。
キタテハの翅の傷みが気になりますね。

投稿: mico | 2010/09/10 09:04

mico さん、今晩は
ガガイモは花より先に、その鞘のおもしろさが目を惹いて名前を覚えました。
花はどのような花なのか気にしながら、いつも探すのを忘れてしまいました。
今年、始めてガガイモの花に会って、ガガイモの花、意外と綺麗な花であることを知り感激でした。

投稿: ぴょんぴょん | 2010/09/12 21:22

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