ヒヨドリバナ
つくば市「高崎自然の森公園」で、満開のヒヨドリバナに出会いました。ヒヨドリバナの花は、アサギマダラが大好きな花と言われていますが、お目当てのアサギマダラには出会えませんでした。
↑ ヒヨドリバナ:キク科ヒヨドリバナ属。 多年草。 原産地:中国。
花は筒状花で、外側が総苞で取り囲まれており、中央部から、先端が2分された雌しべが長く伸びている。
ヒヨドリバナと秋の七草のフジバカマは同じキク科ヒヨドリ属で、花が良く似ているが、葉を見るとフジバカマは2乃至3裂しているのに対して、ヒヨドリバナは葉に深い切れ込みがないことで区別できます。
↑ ヒヨドリバナの葉。 葉は対生で、葉縁に鋸歯はあるが深い切れ込みはない(フジバカマは3裂の切れ込みがある)。
同様に、花はサワヒヨドリとも似ているが、サワヒヨドリは葉が細長い楕円形(幅1.5cm、長さ6~12cm)で3行の葉脈が目立つのに対して、ヒヨドリバナは、葉の幅が広く(幅4~6cm)先細の楕円形となっている。また、ヨツバヒヨドリは葉が、3~4枚の’輪生’になっているので、他と区別できる。
↑ ほぼ満開のヒヨドリバナ。フジバカマに比べて花はやや白っぽい。
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コメント
ヒヨドリバナの仲間もずいぶん多いですね。
判別のしかた勉強になりました。
投稿: mico | 2010/10/25 15:13
mico さん、今晩は
ヒヨドリが訪れてくる頃に花を咲かせるので、ヒヨドリバナと呼ばれるようになったそうですね。
常緑落葉混交林の林床に咲いていましたが、周りは地味な花ばかりで、白い花がひときわ目立っていました。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/10/25 20:54
はじまめして。ポチっとありがとうございます。
写真がとっても素敵です。
私も主人の影響で虫の写真を撮るのが好きです。
実はおとつい主人と散策してきた時、アサギマダラに会いました。残念ながらヒヨドリバナではなく、セイタカアワダチソウに止まっていましたが・・・。
今日ブログに書こうと思っていますので、良かったらまた見に来て下さい。
私もアルバムを作ろうと今編集を始めた所です。まだアップしてませんが・・・。
これからも寄らせていただきます。よろしくお願いします。
投稿: *mint* | 2010/10/26 12:22
*mint* さん、今晩は
御訪問&コメント有難うございます。
アサギマダラに合われましたか。貴重な経験でしたね。
こちらも、これからも寄らせていただきます。よろしくお願いします。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/10/26 20:01