ズミ、サンシュユ、イイギリの赤い実が色づき始めました。
ズミ、サンシュユ、イイギリの実が赤く色づきはじめ、山里にも秋が訪れて来ました。そして、鳥たちが、これらの果実に誘われて集まって来るので、これからは山里の散歩も、紅葉の鑑賞と鳥見で楽しくなりました。
↑ ズミ: バラ科 落葉小高木。
小さい赤いリンゴのような実をつけることから「コリンゴ」とも呼ばれます。木は、リンゴよりも病気に強いので、リンゴの台木として利用されているそうです。
↑ ズミの葉。 名前の似ているガマズミはスイカズラ科の落葉低木で、赤い実の直径はズミの実(直径5~10mm)よりやや小さくて6~8mm程度である。
↑ サンシュユ: ミズキ科 落葉小高木。
春には、葉の出る前に、黄色い花を咲かせますが、熟した赤い果実は漢方薬として利用されます。
↑ 赤い果実は鳥の好物ですが、虫(カメムシ)も好きのようです。
↑ イイギリ: イイギリ科 落葉高木。
イイギリの実も赤く色づき始めました。 まだ、葉の陰に隠れていて、外から見たときはあまり目立ちません。葉が全部落ちる頃には実が真っ赤になって人目を惹きます。 材は、軽くて丈夫なので「下駄」に用いたが、今は需要が減っている。
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コメント
実りの秋、木々の実も色づき始めましたね。
イイギリの実に出合って見たくなりました。
投稿: mico | 2010/10/16 15:05
ズミかなあ、と思う木が近くにありまして、
そうかぁ、もう色づいているんですね。
行ってみなくちゃ!
投稿: はた衛門 | 2010/10/17 08:09
mico さん、お早うございます。
イイギリは大木になるので、通常のところでは木が大きくなりすぎてかわいそうにも邪魔扱いされて切られてしまい、だんだん数が少なくなってしまいました。私の家の近くでは、牛久市のブドウ園「シャトー牛久」の庭園に植えられてあるイイギリが有名です。晩秋の頃は、赤い実が鈴なりになった見事なイイギリの姿が見られます。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/10/20 05:42
はた衛門 さん、お早うございます。
ズミの実に似た赤い実のなる木は沢山とはいえないまでも数多くありますね。
このズミの実は、おなじみの公園にあり、立て札に「ズミ」とあったので、知った次第です。そこで、しっかり覚えようと、葉の写真も添えたのですが、葉が落ちてしまったら、「何の実実か」と聞かれても、また判らなくなってしまいそうです。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/10/20 05:57