モロヘイヤの花と果実:クレマチス・ドクターラッペル2番花が咲きました。
モロヘイヤの花が咲き、果実が大きくなってきました。モロヘイヤの葉は健康野菜として、最近注目され、家庭菜園でもよく栽培されるようになりました。しかし、花が咲き始めると、食用としての収穫は終わりで、大抵は片づけられてしまいます。それは、モロヘイヤの花や果実(莢と種子)に有毒成分が含まれており、誤って食べたりすると食中毒を起こすおそれがあるからです。我が家では、来年用の種子を採取する目的で一部を残しました。
↑ モロヘイヤの花が咲きました(撮影 2010/10/05)。
モロヘイヤの葉は、カロチン、ビタミンB、ミネラルなどが豊富に含まれ健康食品として人気がありますが、花が咲くと、モロヘイヤの収穫は終わりです。葉はかたくなるし、花や果実には有毒成分が含まれていて、うっかり食べると危険だからです。
↑ 花は小さいが、よく見ると綺麗です。
↑ モロヘイヤの果実。
花や果実(莢、種子)には、有毒成分のストロファンチジン(ストロフェチジン)が含まれているので、間違って食べないよう注意して下さい。牛が食べて中毒死した事例があります。
クレマチス・ドクターラッペルの2番花が咲きました
| 固定リンク
「花」カテゴリの記事
- 赤いヒガンバナ(彼岸花)とナミアゲハ(2021.09.30)
- リコリス(夏水仙)が咲き出しました(2021/08/16 撮影)。(2021.08.17)
- 花便り・春から夏へ(1):ジャーマンアイリス[ドイツアヤメ](2021/05/19 記)(2021.05.19)
- 行く春を惜しむ(3): チューリップ・赤・白・黄色(2021.05.04)
- 行く春を惜しむ(2):ジンチョウゲ、ボケ、スノーフレーク、ハナニラ(2021.05.02)
「家庭菜園」カテゴリの記事
- サツマイモ(べにはるか)[第2回目最終] を収穫しました(2021/11/06)。(2021.11.10)
- 秋冬野菜の現況(1)キャベツ、白菜が結球し始めました。(2021.10.22)
- 今年のナスの栽培成績:植付けから開花まで(2021.09.02)
- カボチャの収穫完了: スーブがおいしい!!(2021.08.26)
- 今年のトマト栽培:目玉は「黒いトマト」(2021.08.21)
「果実」カテゴリの記事
- ビワの実の初どり(2018.06.10)
- 万両、千両、十両の実が赤く色づきました。(2017.11.20)
- 味覚の秋の到来です!(2017.10.08)
- ブルーベリー(2017)第1回収穫(2017.08.11)
- スイカと雉とブルーベリー(2017.07.12)
「野菜」カテゴリの記事
- 冬野菜の近況(2019/10/14):防虫ネット(トンネル)を外して2回目の追肥をしました。 (2019.10.14)
- 落花生の試し掘りとレタスの種蒔き(2019/10/09)(2019.10.09)
- サツマイモの試し掘り、オクラの花と実(2019/10/07)(2019.10.07)
- ツグミ、シロハラ (2019/01/18):つくば市赤塚公園(1)(2019.01.21)
- 探鳥ハイク(2):チュウヒのねぐら入り・渡良瀬遊水地(2018/12/21)(2018.12.29)
コメント
こんばんは
モロヘイヤいろいろ勉強になりました。
クレマチスが綺麗に咲きましたね。
四季咲きのクレマチスが欲しくなりました。
投稿: mico | 2010/10/05 19:52
mico さん、お早うございます。
モロヘイヤ、今年も摘み切れないほど大きく育ってくれて”有り難うさん”と礼を言いました。
大部分は後の野菜のために抜き取ったのですが、一部、採種用として残してあります。
クレマチス・ドクターラッペルの今年の2番花は綺麗に咲いてくれました。ドクターラッペルは私のお気に入りの花の一つです。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/10/06 06:45
モロヘイヤの花が有毒とは知りませんでした
摘み取る時に一つ二つ入ったことも無いではないが
これからは気を付けますわ!
情報有難うございました
いつも精細な記事楽しみです
投稿: ひろぼ | 2010/10/07 19:19
ひろぼ さん、お早うございます。
ご訪問&コメント有り難うございます。
花にも有毒成分が含まれていることについては、私も最近まで知りませんでした。大人なら、花びら1~2枚や、つぼみの1個くらいは食べてしまっても、生命に別状は無いと思いますが、乳幼児などが口にすると、ちょっと危険かもしれません。小さい子供さんたちがいるご家庭では、用心するに越したことは無いと思いますね。
投稿: ぴょんぴょん | 2010/10/08 07:26