初冬の赤い果実：マユミ、クロガネモチ、南天とヒラタアブ？

酷暑に喘いだ夏があっという間に過ぎ去って、昨今は、寒さで身の引き締まるような朝を迎えるようになりました。そして、今まで青葉に隠れていた庭木や花木の果実が、それぞれ色あざやかに熟し、人目を惹くようになりました。

↑　近くの畑の脇で、赤く熟したマユミの果実に出会いました。昔はこの木で弓をつくったという（撮影　2010/11/28）。

マユミ：ニシキギ科ニシキギ属　落葉低木～高木　原産地：日本、朝鮮半島

↑　左：ピンク色の果皮が裂けると中から４個の赤い種子が現れる。　右：葉は長さ５～１５ｃｍの楕円形で先が尖っている。

↑　クロガネモチの果実。近くの大型HCの庭で見つけました（撮影　2010/11/28）。

クロガネモチ：モチノキ科モチノキ属　常緑高木　原産地：日本～ベトナム

↑　赤い実は人目を引くが、葉も綺麗に色づいています。

　　　　　　　　おまけ：南天とヒラタアブ？

↑　これも近所で見かけたナンテン（南天）です。「難を転ずる」ということで、よく家庭の庭木として植えられていますね。私の子供のころは、この南天の木で箸をつくり、お正月にお雑煮を食べるとき使ったりしました。

↑　ヒラタアブの仲間かな？　マユミの葉に止まっていました。

↑　翅を広げたところです。