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2011/05/16

シラン

シラン(紫蘭)が咲きだしました。野生のものは、準絶滅危惧種となっていますが、種子を採取して栽培されたものが観賞用として広く普及しています。

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↑ シランが咲きだしました (撮影 2011/05/13)。

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↑ つぼみ(撮影 2011/05/10)。

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↑ 5弁花のように見えますが、ラン科の花はユリの花と同じように、3枚の内花被片と3枚の外花被片、合計6枚の花被片をもっています。

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↑ 外花被片(Outer perianth): OP1,OP2,OP3 の3枚あります。 OP1は背顎片(ドーサルセパル)あるいは上顎片(アッパーセパル)、OP2、OP3を側顎片(ラテラルセパル)あるいは下顎片(ローアーセパル)と呼ぶこともあります。

 内花被片( Inner periath):3枚の内花被片IP1、IP2,IP(L) の内、IP1、IP2は側花弁(ペタル)、IP(L)を唇弁(リップ)とも呼んでいます。唇弁の上部には蕊柱(C)があります。花を訪れた昆虫は、唇弁に止まり、唇弁と蕊柱の間の葯室に頭を入れて吸蜜します。その時、蕊柱の葯帽に体の一部が触れると花粉がつきます。その花粉は、この昆虫が他のシランの花を訪れたとき、授受されます。

蕊柱(コラム):雄蕊と雌蕊が合着してできた構造物で、柱の先端に葯帽があり、その奥の葯室には粘着体つきの花粉塊が納められている(参考:シランの花)。

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コメント

こんにちは
シランの花の説明、よく解りました。
野生のものは絶滅危惧種なんですね。

投稿: mico | 2011/05/17 15:03

mico さん、お早うございます。
シランのシワシワに波打っている唇弁、花を訪れた昆虫が止まった時滑り落ちないように気を使ってできたようですね。

投稿: ぴょんぴょん | 2011/05/18 10:11

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