ガイラルディアの花を訪れたヒメアカタテハ/ツマグロヒョウモンの蛹
我が家の庭にはガイラルディア(ダークバイカラー)を数カ所に別けて植栽し、手間を省くため、半ば放任状態で育てて花を愉しんでいます。
ガイラルディアは花期が長く6月から10月まで花を咲かせていますが、もう大部分の花が終わった今頃になって、ヒメアカタテハがひょっこり訪ねて来ました。
↑ ガイラルディアの花で吸蜜するヒメアカタテハ(撮影:2011/10/04)。
ヒメアカタテハ:タテハチョウ科アカタテハ属 開長55mm
幼虫の食草:キク科のハハコグサ、ヨモギ、ゴボウ、ホウコグサなど。
↑ ヒメアカタテハの翅の裏面には丸い斑紋があるが、アカタテハの裏面は網目模様 となっている。
ヒメアカタテハは南方系の蝶であるが、近年次第に北上しつつある。地球温暖化や食草の北進が影響しているといわれています。
↑ ヒメアカタテハは一見してツマグロヒョウモンの♀ にも似ていますが、前・後翅の縁をよく見ると両者には違いがありますね。
番外編:家の近くの梅畑でツマグロヒョウモンの蛹を見つけました。
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コメント
こんにちは!
蛹があると言う事は ツマグロヒョウモン すでに来ていたという事ですね(^o^)丿
良かったですね、生まれたての綺麗なツマグロヒョウモンが見られそうで・・・。
それとも このまま越冬ですか?
シジュウカラも顔を見せてくれて、少しずつ賑やかになりますね♪
我が家には一度来たきりです、向日葵の種をいつから出そうか・・・思案中です(^^ゞ
投稿: zucca | 2011/10/05 16:36
zucca さん、今晩は。
ツマグロヒョウモン、今年は姿を見せなかったな~と思ったのは、思い過ごしのようで、今年も来てくれました。梅畑の下草には、スミレなども生えていたのでスミレを食草として幼虫が育ったのかも知れません。
この蛹、寒くならない内に羽化して、成虫で冬を越すのか、あるいは蛹のままで越冬し、来春羽化するのか分かりません。興味あるところですので観察を続けて行きたいと思っています。
投稿: ぴょんぴょん | 2011/10/05 19:31
おはようございます。
ヒメアカタテハやッマグロ、この2~3年の間に急に増えてきましたね。
今や普通のチョウ扱いでちょっとかわいそうな気がしますが・・・・
こちらではアカボシゴマダラもあちこちで勢力拡大してます。
投稿: ソングバード | 2011/10/06 06:47
ソングバード さん、お早うございます。
ヒメグロやツマグロ、最近は毎年のように姿を見せるようになりました。やはり、温暖化とガーデニング人気でこれれの蝶の食草が多く植えれれるようになったからでしょうかね。今朝、我が家で羽化したルリタテハを外に放ってあげました。
投稿: ぴょんぴょん | 2011/10/08 09:55