« スイス旅行(9):第4日ー2:ゴルナー・グラート展望台へ | トップページ | スイス旅行(11):第4日ー4:ゴルナーグラートからの展望・オーバーガーベルホルンなどが眺望できました。 »

2012/07/25

スイス旅行(10):第4日ー3:マッターホルン、スイスアルプスの展望

6月24日 朝9時50分にゴルナーグラート登山鉄道の駅に着き、電車に乗るとき、ツエルマット駅の改札口に設置されていたライブで、山頂展望台からのマッターホルンの映像をチェックした時は、山は晴天で雲もなくはっきりと映し出されていました。乗車後の車窓からの眺めたとき雲が無く、何枚か雲なしのマッタホルンの写真を撮ることができました。

この調子だと、山頂でも良い写真が撮れそう・・・との期待に胸をはずませて、頂上の展望台に着いたのですが・・・。 むむ・・マッターホルンは、その後のお天気な変化で、空は晴れているけれど、山の南壁からは次々と雲が湧きだしており、それが北風にあおられて高く青空に舞いあがっていました。

展望台でのマッターホルンは、朝方見た姿とは一変していました。ゴルナーグラートの山頂で、マッターホルンの晴れ姿を撮りたいと思っていたのですが、移り気な山のお天気には勝てません。でも途中でマッターホルン晴れ姿を撮っておいて良かった~と思う一方、雲に包まれたマッターホルンもまた良いかなと思い直しました。 山のお天気は変わりやすいので、常にそのことを念頭に置いて行動しなけらばならないということを実感しました。

山頂の展望台で、雲に包まれたマッターホルンの雄姿を撮ったあと、展望台のベンチで、パン屋さんで仕入れたお昼のお弁当を食べ、その後ゆっくり周辺の山々の展望を楽しみましました。

           マッターホルン、スイスアルプスの展望

 ゴルナークラート展望台からは、ほぼ360度の展望がきき、マッター谷を取り巻くスイス・アルプスの山々のパノラマが愉しめました。

    モンテローザ(Monte Rosa,4634m)、リスカム(Liskamm,4527m)

 Ha1112062418270687grenzgornergletsc
↑ 展望台から眺めて左手、南東の方向にスイス・アルプスの最高峰モンテローザ(Monte Rosa,4634m)とその右にスイス・アルプス第3位の高峰リスカム(Liskamm 4527m)が眺望できました。

モンテ・ローザの東側から流出してきた氷河(モンテローザ氷河)と、西側のリスカムから流出した氷河(グレンッ氷河)およびツヴェリンゲ(双子岳)から流出してきた氷河(ツヴィリンゲ氷河)がゴルナー地先で合流しています。合流後はゴルナー氷河と名前を変えて呼んでいるようです。

(注:氷河名については、ここでは、このように記述しましたが、この説明とは異なる説明をしているブログもありますので、ご験証願います)。

モンテローザは二つの峰をもつ双耳峰で、主峰は右方の峰デュフールスピツェ(Dufourspitze 2634m)で、左方の峰はノルデッド(Norded 4609m)と呼ばれている。なお、モンテローザはヨーロッパ・アルプスの中ではモンブラン(4792m)に次ぐ第2位の高峰となっている。

Ha1412062418270689monterosagrenzl

↑ ゴルナー・グラートから眺めたモンテ・ローザ。スイス・アルプス第1の高峰ですが、ここから見るとそれほど高い山には見えません。でも、谷は深い。

Ha1212062418270688monterosagrenzgor
↑ モンテ・ローザの麓でモンテローザ氷河(左)、グレンツェ氷河(中央)とツヴィリンゲ(双子岳)から流出して きたツヴェリングス氷河(右)の3本の氷河が合流しています。

各氷河の境には氷河で削剥運搬された岩屑が帯状になって堆積・露出しています。

Ha1812062418270691monterosagrenzcon
↑ 少し拡大すると:合流した二つの氷河の境界には氷河で削剥・運搬された岩屑が帯状に散乱して露出しているのが良く分かる。

Ha2012062418210670grenzzwillingcont
↑ 流下した氷河は少しづつ融けて消失して行きます。

Ha2612062417520641grenzgletscher
↑ 左:グレンツ氷河(Grenzgletscher)と 右:リスカム(Liskamm 4527m)。

Ha3812062417500639schwarzegletsher
↑ 左端:リスカム  中央:双子岳(ツヴェリンゲ Zwillinge)。 右端:ブライトホルンの一部。  双子岳の手前に見える氷河はシュヴァルツ(Schwarze Gletscher)氷河。

 

Ha0112062418170652zwillingetokmatte
↑ 左:ツヴィリンゲ(双子岳)。 中央(3峰):ブライトホルン(Breithorn )。 右:クライン・マッターホルン。

ブライトホルン:スイス・アルプス第21位の高峰。3峰より成り、標高は左から4139m、4159m、4164mで主峰は右端の峰。

ブライトホルンの右の雪を被っていない槍のように尖った山はマッターホルン・グレッシャー・パラダイス(3288m)で通称クライン・マッターホルン(Klein Matterhorn )と呼ばれています

氷河は、シュヴァルツ氷河(双子岳~ブライト・ホルンの間を流下)、ブライト・ホルン氷河(ブライト・ホルンの斜面を流下)、ウンターラー・テオドール氷河(ブライトホルン~クライン・マッターホルンの間を流下)、右端にオーベラー・テオドール氷河がみられる。

Ha0212062418230684gornergratmh01
  ↑ 左:クライン・マッターホルン   右:マッターホルン。午前10時半頃までは雲がかかっていなかったが、11時を過ぎたころから南壁に雲がかかってしまった。

手前のドームのある建物は3100クルムホテル・ゴルナークラートです。

クラインマッターホルンの左側はウンターラー・テオドール氷河(Unterer Theodul Gletscher)、同右側はオーベラー・テオドール氷河(Oberer Theodul Gletscher)。

以下、次回につづく。

|

« スイス旅行(9):第4日ー2:ゴルナー・グラート展望台へ | トップページ | スイス旅行(11):第4日ー4:ゴルナーグラートからの展望・オーバーガーベルホルンなどが眺望できました。 »

旅行・地域」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65909/55271653

この記事へのトラックバック一覧です: スイス旅行(10):第4日ー3:マッターホルン、スイスアルプスの展望:

« スイス旅行(9):第4日ー2:ゴルナー・グラート展望台へ | トップページ | スイス旅行(11):第4日ー4:ゴルナーグラートからの展望・オーバーガーベルホルンなどが眺望できました。 »