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2013/04/24

ドイツスズラン開花 そして エルタテハかな? ヒオドシタテハの可能性もあります

我が家の庭の日当たりの良いところに勢力を伸ばしたドイツスズランが花を咲かせました。

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↑ ドイツスズランが咲き、甘い香りを辺りにだだよわせてくれました(撮影 2013/04/22)。

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↑ ニホンスズランは葉の蔭に隠れて花を咲かせるが、ドイツスズランは花茎が葉の上に伸びて花を咲かせるので、可愛らしい鈴の形をした花を屈まなくても眺められるので嬉しい。

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↑ 日蔭の場所のドイツスズランは、開花までもう少しです。

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↑ ドイツスズラン:ユリ科 多年草  別名:キミカゲソウ(君陰草)

ブルーシートをかぶせて野外に並べて置いた箱ケースの隙間で冬越をしたと思われる蝶を見つけました。

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↑  枯葉色の蝶で、この個体はタテハチョウ科の仲間と見られます。そして、裏面の後翅に白い斑紋が認められたので、エルタテハシータテハのようでに思われます。冬越は厳しかったのでしょう、後翅の一部が欠けていました。

写真を見ても判るようにこの個体の足(脚)を見ると、4本しかないように見えます。

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↑ しかし、白い紋(○印の中)はL字型かC字型かはっきりしません。

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↑ 表面の前翅に白い斑紋が見られます。開長は80~85mm。

大きさから見ると、この個体はシータテハ(開帳55mm)、エルタテハ(開帳65mm)よりもかなり大きく、ヒオドシタテハ(開帳70mm)に近い

zuccaさんのコメントにあるように、この個体はヒオドシタテハである可能性も捨てきれません。もう少しデータを集積して勉強したいと思っております。zuccaさん、コメント有難うございました。表題を少し補足させていただきました。

手元の昆虫図鑑(小学館)を参照するとエルタテハの開長は65mm、シータテハの開長は55mmで、これらに比べると本図の個体はかなり大型です。

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↑ 昆虫の足は6本と相場が決まっているはずなのに4本しかないとは、怪我でもして無くなってしまったのかと思って調べて見たら・・・・・

タテハチョウ科の仲間は前足(前脚)2本は退化して、小さくなっており、中脚と後脚の2脚4本足にしか見えない。

退化した前脚2本の足(上の写真参照)は、歩行の足としては使わない(味を感ずる器官に進化しているとも言われていますが詳細は不明)。

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コメント

スズランの開花、羨ましいです。
我が家のは花を望めそうにありません。

寒さに耐えての冬越し、健気ですね。

投稿: mico | 2013/04/24 17:51

mico さん、今晩は!
スズランは毎年花を咲かせてくれます。
夏の間、土壌が乾燥しすぎると、花つきが悪くなるそうです。

投稿: ぴょんぴょん | 2013/04/24 19:14

(*'-'*)ノはじめましてヽ(*'-'*)こんばんは。

micoさんの所からお邪魔しました。

ドイツスズランってあるんですね。
我が家のスズラン、まだ咲いていませんが
葉に隠れるように咲いているので
ニホンスズランなんですねっ!
情報♪ありがとうございます
覚えておきます。。♪(^0^*

投稿: 歌まろ | 2013/04/25 20:35

こんばんは!
スズラン、清楚で素敵な写真ですね。
写真の蝶は エルタテハあるいはヒオドシチョウにも見えますね。
ヒオドシチョウは こちらの公園で見た事があります。

投稿: zucca | 2013/04/25 22:01

歌まろ さん、今晩は!
御来訪&コメント有難うございます。
スズランは香り高く愛らしい花ですね。
毎年、春になるといつ咲きだすのかなと楽しみに待っている花の一つです。

投稿: ぴょんぴょん | 2013/04/26 21:29

zucca さん、今晩は!
蝶についてのコメント有難うございます。
掲載したこの個体は大きさから見ると開帳が80mmくらいあるのでヒオドシチョウ(ヒオドシタテハ;開帳70mm)に近いです。そして、生息地も平地の林に多く見られるとのことですので、ひょっとするとヒオドシチョウ(ヒオドシタテハ)かもしれませんね。ただ、私の手元にある図鑑では表の白い斑紋や、裏の白いL字型ないしはC字型の白い紋が見られなかったのでヒオドシタテハとするのを保留しておりました。蝶々も詳しく見ようとすると奥が深いですね。補足コメントを付け加えさせていただきます。ありがとうございました。

投稿: ぴょんぴょん | 2013/04/26 21:53

ヒオドシチョウ(たてはちょう科)ですね。

投稿: 有本 智 | 2013/05/31 20:57

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