夕顔の果実:カンピョウづくりを始めました
今年の夏はちょっといつもの夏とは調子が違うような気がします。関東甲信越地方は早々と7月6日に梅雨が明けましたが、東北地方は遅れに遅れて8月3日に梅雨が明けました。
その狭間の地域にあるわがぴょんぴょん地方、7月の初旬は晴れ間が多かったが、カンピョウ(干瓢)となるユウガオ(夕顔)の実はまだカンピョウをつくるには早すぎるような気がしてカンピョウづくりを伸ばしていたら、7月末になってお天気がぐずりだし、曇ったり雨があったり、風が吹いたりして安定した天気が続きません。
ようやく8月に入って真夏の安定したお天気が望めるように成り、5日から梅の土用干しと並行してカンピョウづくりを始めました。
↑ カンピョウのもととなるユウガオ(夕顔)の果実です。長さ60cm、重さ7.8kgありました。
我が家は専業農家のように一度に沢山の夕顔の実を処理してカンピョウをつくることができないので、毎日1個づつ夕顔の実を処理してカンピョウをつくっています。
↑ ユウガオの実をきれいに水洗いしたあと、厚さ3cmくらいに輪切りにします。
↑ 皮むきは、専業農家が使うような機械ではなく、また一般によく使われる「皮むき器」も使わず、最もシンプルな方法である包丁を使って剥きます。
↑ 皮むきは妻君がしましたが、この生のカンピョウの帯を素手で掴むとウナギのようにぬるぬるとべたつきます。
これも専業農家のように長い帯は出来ません。長短まちまちのところが御愛嬌です( ^ω^ )
↑ 天気が良いと1日で仕上がってしまいます。干し上がったカンピョウの重さを計ったら、たった130gしかありませんでした。7.8kgのユウガオの実から130gのカンピョウしか出来ませんでした。作る技術あるいは作り方が悪かったのでしょうか、それともカンピョウとは、水分を取ってしまうとこんな程度になるのが普通なのでしょうか。カンピョウは生で食べようとすると食べきれない量なのに、干して製品にすると、ほんに少しの量になってしまいます。考えるとカンピョウは大変贅沢な食べ物なのですね。
参考:ユウガオの花と果実
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コメント
ユウガオって古くからこういうのを言ったのですねー!
アサガオの仲間のユウガオしか知りませんでした。
投稿: takacci | 2013/08/08 10:22
takacci さん お早うございます!
御訪問&コメント有難うございます。
専門家でないので詳しいことは知りませんが古い帰化植物のようですね。
今は、栃木県(下野周辺)が国内干瓢生産の生産地となっていますが、江戸時代は、関西(摂津や近江)が中心地だったそうです。
投稿: ぴょんぴょん | 2013/08/11 07:29