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2013/12/08

ビワ(枇杷)の花が咲きだしました

第2菜園のビワ(枇杷)が、ここ2~3日続いた暖かいお天氣のお陰でしょうか、ちらほらと花を咲かせ始めました。

これから、ビワは寒さに向かって、次々と花を咲かせ、年を越して2月まで花を咲かせてくれるでしょう。ビワは寒さに強い元気者なのですね。

今年は、この木のビワの実を保育園の年長組の園児と一緒に収穫し、全園児にお裾分けをすることができました。沢山、花が咲いて、来年もまた沢山実がついてね、と天地の神にお祈りしました。

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↑ ビワの花が咲きだしました(撮影 2013/12/08)。

花芽は主に春枝の先端につき、大方の樹木がこれから冬眠期に入ろうとする時に、地味な目立たない花を咲かせます。

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↑ ビワはこれから寒くなるという時期に花を咲かせる変わりものです。

蕾が沢山ついたので、11月に十分とはいえませんが「摘蕾」(補足編参照)しました。

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↑ ビワの葯には毛が密生しています。花粉を寒さから守るためでしょうか。

花粉の授受に際してはいろいろな昆虫が手伝うようですが、自家授粉も可能なので、昆虫の手助けを借りなくても授粉はできるようです。

               補足編:ビワの摘蕾

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↑ ビワは、葉が楽器の「琵琶」に似ているところから名付けられたと言われていますが、私には??Σ(゚д゚;)で、ちょっと似ていないような気もします。

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↑ ビワは沢山の蕾をつけます(撮影 2013/11/18)。

もし、このまま花が咲いて実をつけたら、大変な数のビワができるが、実は小さくなってしまいます。このため、ビワは通常、蕾の段階で「摘蕾」、実の出来始め初期の段階で「摘果」をします。

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↑ 摘蕾は一度にできなかったので、11月一杯かけて行いました。

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↑ 当地はそれほど温暖で無いので、「摘蕾」は弱めにして、結実後の「摘果」で調整しようと思っています。

 参考: 「ビワの栽培について」

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コメント

葉っぱも青々としており、やはり、地植えの琵琶は元気一杯ですね。
家のは、何故か、葉っぱが黄ばんできており、
触ると、落ちる状態ですよ。
この状態が続くと、葉っぱが無くなるのではと
心配してます(鉢植えのシマトネリコも同じ状態です)。
水不足なのか、肥料不足なのか原因が分からず…です。
時期折々、ビワの栽培状況をお待ちしてます。

投稿: kucchan | 2013/12/09 18:50

焼き芋したときに、みいちゃんがビワの花が咲いているのを発見してました。今年のビワはとても美味しかったですね。来年も美味しいビワがなるといいですね。

投稿: みさき | 2013/12/12 10:16

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