妙高高原花見・鳥見行(8 最終回):ニュウナイスズメ、ウグイス、ヒガラ、シジュウカラ、モズ
僅か2日間の旅でしたが、初夏の妙高高原の花見と鳥見を愉しみながら自然を満喫することができました。来年もまた訪れたいと思っています。
ニュウナイスズメ、ウグイスは1昨年の5月、戸隠高原で会いましたが、妙高高原でも会うことができました。
普通のスズメと比べてみると、頬に黒斑が無いので見分けることができる。
↑ ニュウナイズズメの「ニュウナイ」は、「新嘗」に由来し、人より先に新稲を食べるので、このように呼ばれたという(「大言海」、宮部・叶内:「野鳥の名前」山と渓谷社)。
↑ ウグイス: ヒタキ科ウグイス属 留鳥
↑ 大きな声で鳴いていましたが、藪の中からなかなか姿を見せてくれませんでした。
よく知られているシジュウカラは胸から腹にかけて、ネクタイのような黒線があるが、ヒガラには無いので区別できる。
↑ ヒガラの名前の由来:「ツピン ツピン」と囀るので、これから「ピンカラ」となり、「ヒガラ」になったという説と、地鳴きの「チー」または「ヒー」から「ヒガラ」になったという説があります(宮部・叶内:「野鳥の名前」山と渓谷社)。
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お馴染のシジュウカラは、子育ての最中でしょうか、新芽を口一杯に咥えて忙しそうでした。
モズは漢字で「百舌」と書く。「モ」は「百」、「ス」は鳥を意味する接尾語で、いろいろな鳥の鳴き真似をするので「百舌」と呼ばれるようになったという(宮部・叶内:「野鳥の名前」山と渓谷社)。
これで妙高高原花見・鳥見行を終わります。長い間、お付き合いを有難うございました。
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