秋の訪れ:パンパスグラスとガガイモ
公園の池のほとりにススキに似たパンパスグラスの花穂が秋のそよ風に揺れて風情をつくってくれました。
路傍には、ガガイモやハンノキが青い実を結んでいるのが見られました。まだ堅い実ですが、やがて弾けて種子をばらまくことでしょう。
パンパスグラス
↑ パンパスグラス:イネ科コルタデリア(シロガネヨシ)属 多年草 原産地:温帯南アメリカ(ブラジル、アルゼンチン、チリの草原地帯)
和名:シロガネヨシ 別名:セイヨウススキ
ススキと似ているが、ススキはイネ科ススキ属の多年草。最近はススキの群落が減って、代わりにパンパスグラスの群落が目につくようになりました。
ガガイモの青い袋果
↑ ガガイモの青い袋果: ガガイモ科ガガイモ属 つる性多年草 原産地:アジア
一緒に散歩していた妻君が見つけて何だろうと首をかしげた。セイタカアワダチソウの茎に絡んで生長し、写真のように紡錘形の袋果を結んだヘクソカズラに似た植物です。
名前はとっさに出なかったのですが、完熟した莢と種は、前に撮ったことがあり日本神話に出てくる”あの植物(2006年12月31日UP)” だ!と思いだしました。
花も撮ったことがあるが、その途中の”未熟な袋果”の状態の姿を見たのは今回が初めて。長年見たいと思ってので体中がぞくぞくとしました。
家に帰って、PCで調べてガガイモの未成熟の果実であることを確認しました。ガガイモの白い花は2010年9月9日に、完熟して弾けた鞘と種子は2011年2月21日 にこのブログに掲載しています。 ご関心のある方は、ご覧下さい。クリックするとみられます。
↑ ガガイモの葉。 葉はヘクソカズラに似ているがヘクソカズラよりもやや長く、葉脈がはっきりと目立つ。また、ガガイモのつるは右巻きであるが、ヘクソカズラは左巻きである。
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