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2014/09/16

フウロソウ:種子をはじき飛ばす仕掛け

夏の始め頃 から 秋遅くまでフウロソウ(風露草)は、可憐できれいな花を長い間、咲かせてくれます。

フウロソウは、自立して育つのが難しく、つたのように伸びた茎や枝を他の草木に絡みつくようにして寄り添って、そこで花を咲かせます。

そのためか、長期間花を咲かせても、せっかくの花の姿が目立たない。しかし、秋になり、そよ風に吹かれてそよぐ風露草のしおらしい風情を眺めると、なんとなく心を打たれるものがあります。

フウロソウはここ何年か花を愛で、種子が形成されるまで見てきましたが、今年は、その最終段階、種子の弾ね飛ばしまでの姿を追って見ました(ただし、画像は同一の花ではありません)。   

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↑ フウロソウ(風露草)の蕾。

風露草の茎や枝の本体はドクダミの群落に埋もれてしまい、先端の枝だけがにょっきり出てきました。

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↑ 昆虫にお手伝い願って授粉する虫媒花だけあって、花は意外ときれいです。

フウロソウは仲間が沢山あり、品種が判らなかったのですが、どうやら我が家のフウロソウは「タチフウロ(立風露)」と呼ばれる品種ではないかと思います(→こちら参照 )。

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↑ 5弁の花を左右対称に咲かせます。中央に花柱があり、その周囲にオシベが10本取り巻く。メシベは5個の心皮からなり子房上位。

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↑ 花弁が落下し、小さな徳利状の子房が残る。

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↑ 子房はどんどん生長して伸びて行きます。

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↑ 種子が入った基部が膨らんできます。

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↑ 次第に果実の形をなし、熟して枯葉色になって行きます。

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↑ そして弾けて種子が飛んで行きます。 

5個の種子のうち3個が飛んで、2個が、ばねの装置が良くなかったのか弾け損なって残ってしまいました。

この長い塔のようなものは、「種子」投飛ばし機だったのですね。人間顔負けの面白いことを考えた植物ですね。

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