落花生の収穫
今年も落花生(千葉半立て)を栽培し、ようやく収穫にこぎつけました。今年の落花生の播種は5月14日、収穫した日は10月4日なので、播種から収穫まで約5カ月弱の長丁場です。
今年の天候の推移は少し異常気味でしたが、大きな病虫害は免れたので、昨年よりは少し良好かなと思われました。しかし、落花生は収穫適期の時期を誤ると、せっかく手間をかけて育てても味覚がぐんと落ちてしまい、がっかりすることになります。
ということで、落花生の収穫間際になると、落花生の生育状況や、天候の推移などを勘案して収穫日を決めることが大切。頭の体操になりますね。
昨年は収穫が遅れてしまって莢が黒ずみ、上等の果実は僅かしかできなかったので、今年は試し掘りをして、莢の網目がはっきりした「上さや」が80%程度あるのを確かめて、台風18号が来る前の10月4日を収穫日と決めました。
↑ 10月4日、「丘の畑」の落花生を収穫して、地干しをしました。
台風18号のもたらした雨で、掘り上げた落花生の土が流れ落ちてラッキーでした。しかし、雨のお陰で、中の実にカビが生えないかとひやひやでした。
地干し:収穫直後の莢実中の水分は50%程度あるそうです。このため、掘り起こしてすぐには、莢を茎からもぎ取らず、暫く畑で乾燥させます。これを「地干し」と呼んでいます。
当地の専業農家さん達は、「島立て」という方法で地干しを行い、その後「ボッチ」と呼ばれる野積みで1カ月ほど野外乾燥をさせてから脱穀機で実を分離させますが、我が家は小規模な家庭菜園なので、手軽な方法で乾燥させています。
↑ 我が家では、高さ40cmの園芸用の鋳鉄スタンド8個を約8m弱間隔に並べ、その上に8mの竹棒を2列平行に並べてスタンドに紐で固定て、おだ掛け式干し台を作りました。掘り上げた落花生は、根元を上にして竹棒にまたがらせ果実がよく乾くようにしました。当地は、最近カラスの食害が甚大なので、カラス除けに防鳥ネットを張りました。
↑ この「地干し」を、1週間ほど行い、台風19号が襲来する前の10月11日に果実のもぎ取り作業を行いました。
今年の秋は、2度の大型台風の襲来で、収穫計画の段取りが難したった。
↑ もぎ取り後は、「選別」「洗浄」と最終的な「乾燥」作業がありますが、只今進行中です。
↑ 試し掘りした落花生が焙煎出来る状態まで乾燥したので、殻をとって実を電子レンジでチンして試食しました。
↑ 自分で作ったものは何でも美味しく感ずるものですね。合格点を上げました(o^-^o)。
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コメント
ピーナッツ、おいしそう。たべたいな。
投稿: みさき | 2014/10/16 21:59