キバシリ:奥日光・探鳥ハイク(2)
奥日光・石楠花橋の袂でカワガラスの採餌姿を観察して撮影した後、小田代ケ原へ行く遊歩道をに入りました。
↑ この、遊歩道は、一般車・タクシーともに交通禁止となっていますが、代替として手を揚げればどこでも停車してくれて乗降車できる「低公害バス」が運行されています。
↑ 小田代ケ原は戦場ガ原、湯川、湯ノ湖とともにラムサール条約登録地となっています。
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小田代ケ原へ行く途中の林に入ると、間もなく小鳥たちの囀りの声が聞こえ、枝を飛び交うコガラやシジュウカラの鳥影が見えてきました。
ガイドさんが見つけて、教えて頂き、ようやく念願のキバシリを撮ることができました。樹皮の色とよく似ているので、動かないどこにキバシリがいるのかわかりません。
↑ キバシリ:スズメ目キバシリ科 全長:13.5~14cm
日本では留鳥として四国以北に分布する.亜高山の針葉樹林に生息し、北海道では平地にもすむ。奥日光では繁殖・越冬するので周年見られる。
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樹皮の襞の隙間に潜む昆虫やクモ類などを捕食しながららせん状に上に移動し、枝が多くなる手前で次の木の幹の下の方に飛び移り、また幹を登りながら採食を繰り返します。
↑ 両脚の鋭い爪と尾羽の三点支持で木の幹に止まります。
↑ 嘴は細長く下に湾曲しており、樹皮の襞などに隠れている虫などを補食するのに都合良くできている。このような採食技術を持っているため厳寒の奥日光でも飢えることなく越冬できるのですね。
↑ 下面は白色で、横から見るとよく目立つのですが、今回は残念ながら横姿は撮ることができませんでした。
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