サンコウチョウ
飛島から帰ってきたあと、諸事雑用に時間をとられ、しばらく鳥見行はお休みかと思っていたところ、サンコウチョウが見られるとの情報が入ってきました。サンコウチョウは私にとってはまだ未見の幻の鳥です。 場所は少し遠いかったのですが、念願の未見の鳥です。早起きをして5時に家を出て、8時過ぎに現場につきました。
サンコウチョウが見られるポイントは、すでに数名のカメラマン、カメラウーメンが三脚を立ててカメラを構えていたのですぐわかりました。鳥友さんたちに感謝です。さっそく一緒にお仲間に入れてもらい2時間ほど待っていたら、暗い杉林のかなり遠いところで何か黒い鳥影のようなものが動きました。
カメラのファインダーでのぞくと、それがサンコウチョウでした。サンコウチョウは多くの方々が言われているようにその姿に似合わず動きが早く、かつ暗い環境の枝かぶりの多い林内なので、思うような写真がなかなか撮れません。
先ずは証拠写真をと思って手持ちでカメラを構え、林木の隙間の枝に止まったところを狙い撃ちでシャッターを連射し、そのうち、なんとか数枚撮ることに成功しました。
その後、もっと近づいてくるだろうということで期待していたのですが、なかなか良いところには来てくれませんでした。そして、以後は周辺の木々の間をを飛び回るだけで、午後2時を過ぎても良い写真は撮れすに3時をもって撤退しました。
結局、午前中に撮った数枚の写真がこの日の成果となりました。写真は証拠程度の出来栄えですが、初めて訪れた未知の場所で、記念すべき初見・初撮りのサンコウチョウの写真を撮ることができたので嬉しさ一杯、大満足、足取り軽く帰宅しました。
遠くて暗かったです。それに前の枝が邪魔をして、ちょっと残念。
↑ 枝かぶりしないところに出てきてくれましたが、遠かったです。杉の林の隙間から、かろうじて撮ることが出しました。
↑ ちょっと横顔を見せてくれましたが、留まること数秒、すぐ飛んでいってしまいました。
↑
その後は、遠いところの高い杉の木の上の方でくつろいでいるかのように見えました。
↑ いろいろなポーズを披露してくれましたが、600mmの望遠では遠すぎてちょっと無理でした。でも、初めて来たところで、空振りとならず、すぐ会えたのでラッキーでした。
しかも、初見・初撮りです。ポイントで親切にお仲間に入れてくれた鳥友さんと天運に感謝です。
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