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2016/06/18

庭に咲いた梅雨時の花(6-3):ドクダミ

ドクダミは”つゆ”の時期に入ると急に群れを成して成長し、庭の他の草花をおしのけ、わがもの顔に占拠してしまうので、我が家でもあまり歓迎されていません。

しかし、私としては、子供のころからのお馴染みさんなので、むげに雑草として抜き取ってしまわないで、花の咲くまでは、しばらくお仲間さんとして置いておきます。その、ドクダミがまた今年も花を咲かせてくれました。

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↑ 子供の頃からのお馴染みの一重のドクダミが今年も元気に咲きだしました。もう10数年前になりますが、知人に頂いた八重のドクダミも咲き始めました(216/06/16 撮影)。

何となく見ているドクダミの花、今年も少しお勉強です:なんの変哲もないと思っていたのですが、専門家に言わせると、実は普通の花と違って、4枚の白い花弁(花びら)に見えるものは花弁ではなくて葉が変化してできた苞(総苞片)と呼ばれる器官だそうです。

本当の花は、その総苞片の上部に見られる花弁のない葯とオシベだけの小さな花で、その小花が集まって花穂をなしているというのです。

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↑ この黄色い塔状のものが花(小花の塊り)、4枚の花弁(花びら)と見えるものは、花弁ではないそうです。

花を大きく拡大してみました。黄色いのがオシベの葯で白いのがメシベ。花弁(花びら)はありませんね。4枚の白いものは総苞片、すなわち葉の変化したものなんですって・・・。

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↑ 八重咲のドクダミの花です。黄色いオシベとメシベだけの花の基部に白い苞片(まとめて総苞片)があり、それが幾重にも穂状に重なっています。

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↑ 花弁のように変身した苞片が何枚も重なって、ウエッデイングドレスのようになった花も見られます。

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↑ この花は、緑の葉(苞葉)が白い花弁(花びら)のような状態に移り変わっている部分があります。

苞は通常緑色をしており、その役目は花や花序の下部にあって、蕾を包んだり花を支えたりして保護することが主な役目ですが、ドクダミは花弁が退化してしまったので、苞がその代役をも兼ねようとして、花弁状の苞片へと変身したのではないかとみられています。

 

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