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2016/10/30

フウセンカズラ

菜園に行く途中の路傍にフウセンカズラ(風船葛)の実が秋のそよ風に吹かれて、気持ち良さげに揺れ動いていました。

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↑ フウセンカズラは、白い小さな花の咲くころはあまり人目につかないが、果実が大きくなってくると、ホオズキの実のような形になってよく目立つようになります。

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↑ フウセンカズラ:ムクロジ科フウセンカズラ属 つる植物(1年草) 原産地:北アメリカ南部。

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↑ 花期:7月~11月。 白い小さな4弁の花を咲かせるが、小さくて目立たない。

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↑ 葉は互生で三出複葉。小葉には粗い鋸歯がある。

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↑  果実には3個の種子がつく。

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↑ 種子は直径3~4mmの球形で黒地に白いハート(心臓)形の模様が見られる。

学名(属名)のCardiospermumの’Cardio’は「ハート」を、’spermum’は「種子」を意味するギリシャ語で、この種子の白色のハート(心臓)形の模様に由来している。

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↑ 紙風船。日本の伝統的な折り紙作品の一つ。

作り方はこちら →「簡単な紙風船の作り方動画  (クリック)を参照してください。

和名の「風船葛」は、果実が「紙風船」を膨らませたように見える「つる性植物」ということから名付けられた。

 

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