« サクランボ(暖地桜桃)の花が満開です。ハクモクレンも開花し、菜園の夏作のための畑づくりが完了しました。 | トップページ | 今朝の畑は霜柱で真っ白でした »

2017/03/27

2016年産サトイモの保存結果:腐り少なくて成功です!

サトイモは寒さに弱く低温条件下では簡単に腐ってしまい、また乾燥条件下に置くと水分の蒸発によりイモが干からびて味覚が激減し品質は大幅に低下してしまいます。

このため、どのような方法でサトイモを保存したらうまく冬を越せるのかが生産者にとって大きな課題となります。

家庭菜園レベルでのサトイモの冬季保存方法はいくつか紹介されていますが、これまで次の2つの方法「 ①穴を掘って埋めて保存する。 ②栽培した場所でそのまま保存する。 」を試してみました。

①の方法は、菜園を始めた10年前に、園芸書を参考にしながら3~4年試みましたが、「労多くして益少なし」という結果となり、この方法を続行することを断念しました(その理由んついては、文末に後記しています。興味ある方はご覧ください)。

②の方法は、あまりにも簡単すぎるので、当初は「まゆつば」でしたが、地元の方がやられておられたので1昨年試しにやってみたら、越冬したイモの腐敗率は極めて少なく好成績であったので、昨年(2016年)産のサトイモ も、②の方法を続行することにしました。

今日のブログ「2016年産サトイモの保存結果」はこの②の方法による保存の報告です。

          サトイモの保存   

0020161202153201satoimolast012r0025Ha100a20170311154336okanohatakeyasa

↑ サトイモ収穫後、短期保存(左)と長期保存のイモの割り合を決定する。2016年は

1畝を掘り、短期保存とし、2畝を長期保存とすることにしました。

 左:短期間(収穫後年内)の保存は、イモの細根を取り除き、1個1個分離して、すぐ使う場合には水洗いし、しばらく置く場合には泥つきのまま、発泡スチロールの箱に入れて保存します。

  右:冬を越す長期保存の場合は、②の方法で保存しました。1)イモの地上部(茎・葉)をカットし 2)土を10cm程度被せ、その上に新聞紙で覆う 3)さらにマルチ用のポリビニールをかぶせ、4隅にピンを挿し込んで止め、四周に土を寄せがけして、土の重みでマルチが風に飛ばされないようにする。4)強風が吹くところは、念のためマルチの上に土をのせてマルチが飛ばされないようにする。

Ha120a20170311154417satoimookanohatHa200a20170324111004satoimohoridasi

左: 2017年3月11日に一部掘り起 こし。 右: 3月24日に掘り起こしたサトイモ。 

↑ 年が明けてサトイモを掘ってみました。心配されたサトイモの腐れはほとん無く、無事に越冬できたのが確かめられたので、寒さの心配がなくなった3月24日全部掘り起こしました。

Ha300a20170324111116satoimohorida_2Ha400a20170324123300satoimohorida_2

左:水が澄むまで水洗いをする。  右:イモを大きさごとに区分して、水切りと1日天日干しをする。

↑ 掘り上げたサトイモは、通常の方法で根や汚れを取り、常温保存が可能となったので全部水洗いをして、イモの大きさごとに区分けをした後、2日ほど天日干しをしました。

Ha50020170325122909satoimosyukaku00Ha51020170325122515satoimosyukaku00Ha610a20170325122913satoimosyukaku0

↑ 天日干しをした後、イモの規格別計量をしました。

サトイモの規格別計量結果(規格: 重量:個数:いも1個当たりの重量)

左上: 2L:3.2kg:31個:103g  左下:L :6.5kg: 80個:81g

中上: M :3.0kg:60個: 50g  中下:S :3.5kg:100個:35g

右 :   SS:5.5kg:186個: 27g

結論:腐ったイモはほとんどありませんでした。腐ったイモと傷イモを除いた全収量は21.2kg、全個数は457個でした。今後もこの方法で越冬保存をしようと考えています。

後記:①の保存方法は

1)深さ60~80cmの穴を掘らなければならないが、人力では相当の労力を要する。 

2)サトイモは一旦掘り、根を上にして穴に入れなければならないが、これも相当の労力を要する。②の方法は掘らないで、土をかぶせ、その上に新聞紙とポリビシートをかぶせるけで良い。 

3)埋め込む際、保温資材(わら、もみ殻など)を必要とするが、一般家庭菜園家は調達しにくい。 

4)春になってイモを掘り返すとき、ケース(段ボール、発泡スチロールなど)や袋、あるいはネットなどに入れて埋めた方が、容易に掘り返すことができるが、その分、余分な経費がかかる。

などの欠点があげられるが、②ほ方法では、古新聞と、マルチのポリビシートおよび留めピン以外は経費は掛からず、労力もはるかに少なくてすみます。

 

 

|

« サクランボ(暖地桜桃)の花が満開です。ハクモクレンも開花し、菜園の夏作のための畑づくりが完了しました。 | トップページ | 今朝の畑は霜柱で真っ白でした »

家庭菜園」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65909/65073142

この記事へのトラックバック一覧です: 2016年産サトイモの保存結果:腐り少なくて成功です!:

« サクランボ(暖地桜桃)の花が満開です。ハクモクレンも開花し、菜園の夏作のための畑づくりが完了しました。 | トップページ | 今朝の畑は霜柱で真っ白でした »