アオスジアゲハの蛹化の観察
我が家のシロダモの木に誕生したアオスジアゲハの幼虫(7月13日の当ブログ「アオスジアゲハの幼虫」参照 )が、元気で生長しています。
しかし、野外では寄生虫や鳥などの天敵も多く、その生存は決して生易しくはありません。そこで、これらの幼虫のうち5齢近くになった3頭の幼虫を、より安全かと思われる我が家の荘・飼育箱に引っ越し願い、観察を兼ねて羽化するまで保育することにました。
↑ 7月18日16時03分 シロダモの木から’飼育箱’に引っ越してきたアオスジアゲハB。
5齢くらいになったかと思われます。
↑ ①7月21日07時21分 体の色が透けてきました。 盛んに動き回り始めました。蛹化する場所を探しているように見えました。
↑ ②7月21日16時29分 やはり葉のあるところがいいようです。ここで落着き、静かになりました。
↑
③7月22日06時02分 朝起きて、箱を覗いたら’前蛹’になっていました。
胸に’糸’をつけ、お尻が葉にくっ付いています。ですから足を離しても葉から落ちません。
↑ ④7月22日07時25分00 体を蠕動し始めました。 お尻の方が白くなりました(何故白くなったかの説明は省略します)。
↑ ⑤7月22日07時25分50 白い部分が早いスピードで広がって頭の方へと進んで行きます。
↑ ⑥7月22日07時28分08 頭部に’角’のような突起が立ち上がりました。とたんに頭部から殻(幼虫の皮膚)が裂けて、幼虫は”さなぎ”の姿に変身して現れてきます。
↑ ⑦
7月22日07時28分08 脱いだ衣(抜け殻)は、・・・・
↑ ⑧ 7月22日07時28分21 体をくねらせながら下(尾部)の方へと押しやられます。
↑ 7月22日07時28分47 完全に抜け殻を落として’蛹’になりました。
これからしばらくお休みしたあと、’羽化’してチョウチョウになるでしょう。蝶々になるまで、しっかり見守ってゆきたいと思っています。
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