アオスジアゲハの成長記録のまとめ(1):幼虫から前蛹、蛹化まで
7月18日に、我が家の飼育箱に引っ越し願った3頭のアオスジアゲハのうち1頭(0718B号)を、継続して観察できました。
画像は、前回掲載の画像と一部重複しているところがありますが、まとめて掲載した方が、幼虫からアオスジアゲハの成虫(蝶)になるまでの変貌(変態)の流れを把握しやすいかなと考えて、(1)幼虫から前蛹、蛹化までと(2)蛹から羽化までの2編に分けて掲載します。
↑ 7月21日5時24分 アオスジアゲハ0718B号 5齢幼虫
↑ 7月22日07時28分 頭部に角状の突起が立ち上がり、頭部の表皮が口元まで割れると、頭と口が露れる。
表皮は、腹の節を蠕動させて下へとずらして行く。
↑ 7月22日07時29分 腹の節を蠕動させながら”皮”を尾部に移動させる。
このあと、脱皮した皮の塊から素早く尻尾を抜き、抜いた尻尾の先端を葉に何回か押し付けて葉に尻尾をしっかりと固定します。尻尾が葉に固定できたら、今度は尻尾をぐるぐると何回も動かして、脱皮した皮の塊の落しにかかります。
↑ 7月22日07時37分 ’抜け殻(脱皮した皮の塊)’を下に落として脱皮完了。
薄緑色の綺麗な蛹となりました。以後、10日ほどほとんど動かず、じとしていました。
↑ 8月02日07時03分 蛹になってから11日経ちました。
背中の部分は緑色ですが、頭部から口の周り、胸部が黒っぽくなりました。
↑ 8月02日07時56分 黒っぽい部分はよく見ると、アオスジアゲハの翅の青い紋様が透けて見えます。
↑ 8月02日08時05分 角度を変えて見るとこういう姿になります。この姿は、’擬態’???
↑ 8月02日10時12分 こうしてみると、枯れ葉が翼で、黄色い嘴をした鳥のようにも見えますね。
↑ 8月02日14時45分 背中から尾部にかけて体色が、緑と黒の縞模様になりました。
以下、次回 「(2)蛹から羽化まで」に続きます。
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