春咲きクリスマスローズがまだ咲いています

２月末に咲き始めた春咲きクリスマスロ-ズが１か月以上も経った今でも元気に花を咲かせています。

同じ頃に花を咲かせたジンチョウゲは、もうとっくに散ってしまったのに、このクリローの花の寿命が長いのには驚かされます。

↑　春咲きクリスマスローズ・ルーセホワイト（2018/04/14　撮影）

雄蕊や蜜腺の大部分が落ちてしまって、残った子房が徐々に膨らんでいます。

↑　花数は多くなってきたが、相変わらず、うつむき加減で花を咲かせています。

↑　ルーセホワイトより遅く咲き出したルーセローゼも、雄蕊や蜜腺のほとんどが落ちてしまったが、残った子房が徐々に膨らんでおり、花は健在です（2018/04/14　撮影）。

↑　春咲きクリスマスローズ　：　キンポウゲ科　多年草

学名：へレボルス　オリエンタリス　　　英名：レンテンローズ　、通称「クリスマスローズ」として、園芸店などで販売されています。

　　　　　　　　　　　　参考　：　咲き始めからの花の推移

↑　２月２３日　ルーセホワイト　１番花が咲きそうです。

↑　３月２日　ルーセホワイト　１番花が咲き出しました。

↑　３月１７日　ルーセホワイト　オシベや蜜腺が落下し始めました。

↑　３月１７日　ルーセローゼ　が咲き始めました。

↑　３月２３日　花びら（花弁）のように見えるのは、実は「ガク片」だそうで、花弁は退化して「蜜腺」となっている。

↑　３月２３日　オシベの周りに緑色の「蜜腺」が見rます。

↑　３月２３日　ルーセホワイトも咲き続けています。

↑　花の最盛期には、花は下向きではなく、横向きで咲かせてくれます。

花の寿命が長いのは、花びらと思って見ていたものが、実は、「花弁」ではなくて、「ガク片」であるところに秘密があると思われます。