夏の北海道鳥見行(3):シマアオジ--サロベツ原生花園
6月28日 鳥見3日目(その1)も前日に続いて4時の早起き。朝飯前の早朝探鳥会で、ホテルを5時に出発してサロベツ原生花園へ向かいました。
お目当ては、かつては、北海道のいたるところで見られたが、ここ20~30年の間に急速に数を減じて、現在はこのサロベツ湿原以外にはあまり姿を見せなくなったという夏鳥のシマアオジに会うことです。
↑ サロベツ原生花薗。 昨日の旭岳は雨と強風に悩まされたが、今日のサロベツ原野は、無常にも霧雨でかすんで視界が良くない。
↑ 木道を進んで行くと、どこからか聞きなれないさえずりが聞こえてきました。はてな、と思っているうちに、素早くガイドさんが、その声の主シマアオジ(赤丸印内)がヤマドリゼンマイの群落て飛び回ているのを見つけてくれました。ありがとさんです。
早起きのお陰でしょうか、それともこのツアー一行の行いが良かったためででしょうか、現地について早々、念願のシマアオジに会うことができたのはラッキーでした。
↑ ヤマドリゼンマイの群落で見え隠れしていたシマアオジは少し遠くて、あまり良いところに来てくれなかったので、しばらく待つと、見通しの良い低木の梢に止まって囀ずってくれました。
↑ シマアオジ: スズメ目ホオジロ科 全長15cm 胸の黄(レモン)色がよく目立ちます。
↑ 暫らくの間、色々なポーズをとってその美声を披露してくれました。
この子も初見・初撮りです。元気で夏を過ごし、また来年会いたいな~と思いながら別れました。
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