オオヒシクイ(2019/01/22)
1月22日 天気が良かったので、 関東地方で唯一の大型の雁(オオヒシクイ)の越冬地として知られる稲敷市江戸崎の稲波(いなみ)干拓地に行き、オオヒシクイに会ってきました。
朝9時少し前に干拓地の「観察小屋」に着き、地元の「稲敷雁の郷友の会 」の観察員の方にご挨拶をして情況をお伺いし、オオヒシクイの観察に参加させていただきました。
↑ 干拓地の観測小屋から眺めた稲波干拓のオオヒシクイの群れ(この日(1月22日)は全部で132羽が滞在:観察員の方のお話)。
↑ 現地に到着したのは9時頃。オオヒシクイの群れは朝の採食を終わり、オオヒシクイの水飲み場となっている農道沿いの水路に移動して、水を飲んだり、まったり気分で休んだりしていました。
↑ 採餌をし、水を飲んで満足した亜種オオヒシクイの成鳥。羽色は雌雄同色。
↑ 亜種オオヒシクイ(成鳥): カモ目カモ科マガン属 全長90~100cm
嘴は基部は黒く、中央から先端寄りは橙黄色で、最先端は黒い。嘴の形状は額から嘴への傾斜が滑らかであるのに対して、亜種ヒシクイの嘴は短く、傾斜はきつい。
↑ まだ、田圃の土をほじくり返して餌を探している若鳥らしき個体もいました。
↑和名は、ヒシ(菱)の実を好んで食べたところから「ヒシクイ」と名付けられたという。
↑ 朝食を食べ、お水を飲んで、お休みタイムになったようです。
↑ 見張り役の数羽を残して大部分が背なかに嘴や頭をうずめて背眠し出したので、監視員さんにお礼を言い、次の探鳥地に向かいました。
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