ミコアイアサ(2019/02/12): 諏訪湖の野鳥(1)
2月12日、諏訪湖を訪れました。諏訪湖は今まで何度か訪れていますが、野鳥を観察する目的で冬に訪れたのは今回が初めてです。どのような鳥たちに会えるのか、果たしてお目当ての鳥に会えるのか、興味深々の探鳥の旅でした。
湖面及び湖畔では、幸いに天気が良く、風も穏やかで、お目当てのミコアイサ、ホオジロガモ、カワアイサ、ホシハジロなどに会うことができ、カルガモ、オオバン、カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コハクチョウ、オナガガモ、コガモなどの水鳥も観察(撮影)することができました。
↑ ミコアイサ♂: 諏訪湖水の出口「釜口水門」下流れで見られました(2019/02/12)。
↑ ミコアイサ: カモ目カモ科ミコアイサ属 全長42cm 冬鳥。
↑ ミコアイサ♀ :メスは目先が黒くて、頭部は赤味のある褐色。
↑ 盛んに潜水して採餌していました。ここは水の流れがあるので氷結しません。
したがって餌(魚などの水生生物)が捕れるので集まってきていると思われます。
↑ 雌雄のカップル : 水門からの排水の急な流れを遡って懸命に泳いでいます。
↑ こちらは、仲の良い雌同士です・・・
↑ そして、こちらは雌が先行し雄2羽が追跡・・・
↑ ミコアイサの雌雄のカップルにキンクロハジロが接近・・・・
↑ ミコアイサ♂5羽、 ♀2羽の群れ。
↑ ミコアイサ♂4羽、♀4羽の群れ。 群れは一緒になったり別れたりしているようです。
見ていて楽しく飽きません。時間が経つのも忘れてしまいました。
冬の諏訪湖に毎年訪れてくるという、野鳥愛好者には「グル」という愛称でよく知られていた大鷲は、今シーズンはついに姿を見せませんでした。
今年で24才もの老齢ということで、鳥友さんの間から、もう来られなくなったのかなあという哀惜の声が聞かれました。
諏訪湖の氷結も、前シーズンは2018年2月2日に「御神渡り」が見られたが、今シーズンは、一部氷結したようですが、訪れた時は湖は全面が波立つ水面で、ついに「御神渡り」は見られませんでした。
このためでしょうかか、思ったより多くの鳥たちの姿が見られ、寒さもそれほど厳しくなかったので、ゆとりをもって観察をすることができました。
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