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2019/10/25

キアゲハの幼虫観察記(2):蛹になりました。

10月16日に我が家に引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫2頭(AとB)が25日の早朝に蛹になりました。蛹化したキアゲハの幼虫は、今年内は羽化せず、来年の春に羽化するかと思います。それまで我が家で、外敵に襲われる心配なく、ゆっくり冬を過ごせるでしょう。

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↑ 10月16日 我が家の「飼育箱」に引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫。
左:キアゲハの幼虫A  右:キアゲハの幼虫B

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↑ 引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫B

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↑ 引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫A

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↑ 10月25日 蛹化が完了したキアゲハ幼虫B
幼虫Bは緑色の蛹になりました。
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↑ 10月25日 続いて幼虫Aも蛹化が完了しました。
幼虫Bの蛹の色はクリーム色の壁の近くにいたためでしょうか、ご覧のようにベージュ色の蛹になりました。
それぞれA、Bの幼虫が、かたや緑色、そしてもう一方はベージュ色の蛹になるとは大きな驚きでした。
Bは、こんもりとした緑のニンジンの羽に囲まれたところで蛹になり、Aはクリーム色~ベージュ色の壁の近の疎ら葉の茎で蛹になりました。
幼虫は蛹になって過ごす場所の環境の環境の色に同化するように、自身の色を変えたのではないのかと思いました。
環境の色彩に近い色に自身が変身・変色すれば、敵の目をごまかすことができて身を守れます。
人間は身体の色はかえられません。
このキアゲハの幼虫は、環境に似た色に姿を変えることが出きます。
すごいことだと思いました。
 

 

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