行く春を惜しむ(2):ジンチョウゲ、ボケ、スノーフレーク、ハナニラ
3月に入って、最近はあまり手入れをしていないジンチョウゲ、ボケ、スノーフレーク、ハナニラなどが、「忘れてはいけませんよ」とばかりに、次々と咲き出しました。今年は、ジンチョウゲが少し大きくなりすぎたので、花後すぐに剪定をしようと思っています。
ジンチョウゲ(沈丁花) ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属 常緑低木 漢名:瑞香 別名:輪丁花
原産地は中国南部で、日本には既に室町時代には渡来して来ていたと言われています。雌雄異株であるが、日本では雄株が殆どで、雌株は稀にしか見られない。
シロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)
ボケ(木瓜) バラ科ボケ属 落葉低木
原産地は中国で、日本へは平安時代に中国から観賞用として渡来して来たと言われています。日本には、この中国渡来の帰化植物の「ボケ」のほかに、在来種の「クサボケ(草木瓜)」が知られています。クサボケは、野生種で枝ぶりや実が小さくて。花も余り目立ちませんが、郷里の千葉県では「シドメ」とよんでいて、子どもの頃、その実をみつけて囓ってあそんだりしていました。
スノーフレーク ( Snowflake 和/別名: 鈴蘭水仙、大待雪草 ) ヒガンバナ科スノーフレーク属 多年草
花はスズランに似ているが、先端部に緑色の斑点があるので識別できる。原産地はヨーロッパ中南部。
ハナニラ(花韮) ヒガンバナ科ネギ亜科ハナニラ属
明治時代に観賞用園芸植物として日本に導入された帰化植物。葉はニラやネギのような臭いがするが、野菜のニラとは属が異なり有毒であるので、間違って食べないように注意するひつようがある。
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