カテゴリー「爬虫類」の記事

2012/09/29

蛇(青大将)の抜け殻を見つけました。

散歩の途中、近所のお家の生垣にヘビ青大将)の抜け殻がからんでいるのを見つけました。

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↑ ヘビ(青大将)の抜け殻(2012/09/29 撮影)。

抜け殻の長さから見ると、全長2mくらいのかなり大きい青大将のようです。

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↑ 枝を噛んで、脱皮したように見えます。

蛇は「脱皮をすることから’死と再生’を連想させること、長い間餌を食べなくても生きている生命力などにより、古来より”神の使い”などとして、各地でヘビを崇める風習が発生した(Wikipediaによる)」。

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↑ この青大将は、周辺の状況から判断して、野鼠か、あるいはズズメの卵か雛を狙ってこの辺に居ついているのではないかなと思っています。

戦前の日本の農家では、穀物を食い荒らすネズミ退治をしてくれるなどから一般的に、ヘビ(とくに、青大将)が棲みつくことに対しては寛容的な態度をとった。

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↑ 「ヘビの抜け殻を財布に入れておくと金運がつく」という。

         「 う~ん ちょっとよろめきますな~ 」

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2010/07/02

カナヘビ、サシガメ、シデムシ

花が咲けば、それに誘われて虫たちが集まってきます。虫たちが集まれが、それをとらえようとするハンターがいつのまにか忍び寄ってきます。そのようなハンターが庭に現れました。カナヘビです。マツバギクに茂みを根城にしてあちらこちらに出没し始めました。

Ha0010063013300603kanahebi01 ↑ マツバギクの茂みをすみかとして、あちこちに出没するカナヘビ。正式には「ニホンカナヘビ」と呼ぶようです。(撮影 2010/06/30)

ニホンカナヘビ:カナヘビ科カナヘビ属。 日本の固有種だそうです。

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↑ 子供の頃はカナヘビトカゲも区別がつかず、足があるのですべてトカゲと呼んでいましたが、違うんですね~

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で、どこで区別をするのかというと、①「カナヘビは蛇のように、舌先が二又に分かれているが、トカゲは舌の先端が割れていない」。 ですが、この子、なかなか舌を出してくれないので、手っ取り早く判断するには時間がかかりすぎます。 第二の判別法は、身体の鱗の観察です。②カナヘビは鱗が目立ってかさかさした感じであるのに対して、トカゲは鱗が細かくて、てかてかして金属光沢の体色となっています。とくに幼体のトカゲはメタリックブルーの尾を持つ(子供の頃はよく見かけましたね)ので、すぐ区別がつくでしょう。

カナヘビは、昆虫たちにとって恐るべきハンターですが、このカナヘビがモズの生にえとなって木の枝に刺されているのを見た人もあるでしょう。自然界は、食いつ食われつの連鎖なのですね。

   

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2009/07/11

アオダイショウ(青大将)

近隣公園の池の畔で大きなアオダイショウ(青大将)に会いました。が、その眼を見てびっくりです。この蛇は、「ジャノメ(蛇の目、蛇の眼)」と言われているように、二重丸のまん丸の眼ではなく、薄い青色一色のプラスチックカバーを被せたような眼をしており、虹彩や瞳孔が見えません

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↑ 全長2mはあろうかと思われるアオダイシヨウが日向ぼっこをしていました。

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↑ よく見ると、眼が濁った「薄青色」をしています。これで、見えるのでしょうかね~?

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↑ 家に帰り、調べてみたら、脱皮前には、このような、濁った薄青色の眼になるそうです。この写真を撮影した日(7月3日)から、2~3日経って、この蛇が脱皮したということを、後日、公園の管理人さんから聞きました。管理人さんは、その抜け殻を大切にとってあるそうです。

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