金色の首飾りキブシの花: 野川の花2(2018/03/24)
公園の武蔵野の面影をとどめた林は、春の芽吹きの時期をむかえていました。梢の若葉の緑は、まだ疎らで物静かでしたが、その中で、黄色い花をつけた木が遠目に見られました。
散策路の柵で、花には近づいて見ることはできませんでしたが、キブシ(木五倍子)の花であることが判りました。
この花も、カタクリと同様に、懐かしい思い出のある花(2006年3月22に当ブログに掲載) で、個体、花ともに異なるが、12年ぶりに、元気で花を咲かせているキブシに会えて嬉しくなりました。
↑ キブシ(木五倍子): キブシ科キブシ属 落葉低木 (2018/03/24 野川公園自然観察園)
↑ 雌雄異株であるが、遠目ではその判別は難しい。
↑ 果実(液果)は直径8mm程度の楕円形で熟すと黄色味を帯び、かつてはブシ(五倍子)の代用の染料として使われていたという。今はどうなっているのでしょうか。秋の実が熟す頃、もう一度訪ねたいと思っています。
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