カテゴリー「昆虫」の記事

2020/04/12

ミノウスバの幼虫がマサキの生垣に大量発生!(2020/04/11)

3月11日 庭の点検と手入れをした後、ふと、マサキの生垣に目をやると、 やわらかい新芽を展開し始めた若葉の様子が一部変色して、おかしいところがあるのに気がつきました。

近づいて、よく見ると、もう20mmくらいの大きさになった毛虫がマサキの若葉にむらがっており、葉を食い荒らしているのです。以前、柿の木の葉がイラガの被害を受けた(2008/07/30 and 2017/07/23 当ブログ)ことがありましたが、このときは7月の下旬の頃だったので、イラガ類の食害にしては早いなと思ってブログで調べてみたら、この食害の主は、イガラ科ではなくマダラガ科に属するミノウスバであることがわかりました。 ミノウスバは主にマサキ、ニシキギ、マユミ、ヒサカキなどによく発生するそうです。

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↑ ミノウスバの幼虫(2020/04/11)
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↑ マサキの若葉に群がっていました。

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↑ ミノウスバは柔らかい若葉が展開する4月~5月頃が一番よく発生するようです。


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↑ 幼虫は淡黄色と黒色の縦縞模様です。
ミノウスバの生活史
幼虫は5月中旬頃に木を離れて石の下に繭をつくり蛹になって夏を越す。
晩秋に羽化した成虫は、マサキなどの木の枝に産卵する。
卵はそのまま越冬し、春になると孵化し、幼虫となってマサキなどの新芽を食害する。
(ウイキペデイアの解説を参照・要約しました)

 

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2020/03/23

キアゲハが羽化しました(2020/03/22)

去年の秋、我が家に引っ越しを願ったキアゲハの幼虫A,B2頭、「飼育ケース」で蛹となって冬を越し、そろそろ”羽化”の頃かと思って、気をつけて見ていたところ、昨日(3月22日)2頭のうち、1頭Bが”羽化”しました。

この日は、朝から晴れ渡った暖かいお天気で、草花だけでなく、虫たちも春の到来で目覚めたようです。しかし、残りの1頭Aは蛹の姿のまま沈黙して動く気配がありませんでした。どうやら、寄生蜂の犠牲になったようです。

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↑ キアゲハBが羽化しました(2020/03/22)
昨年10月16日に我が家の”飼育箱”に引越してきたキアゲハが蝶々になりました。

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↑ 今日1日は、羽根がしっかり固まるまで家に逗留していただいて、

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↑ 明日、自由なる自然界に旅立たせる予定にしています。
この子は昨年の秋、我が家の菜園「まさる畑」のニンジンの畝にいました。
以下、昨年暮れから、我が家のへの引っ越しまでの記録です。
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↑ 2019年10月7日 撮影
「まさる畑」の人参の畝に親のキアゲハが卵を産み付けました。
畑にとっては迷惑ですが、そこは大目に見ましょう😞

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↑  2019年10月7日 撮影
数日にわたって卵は産み付けられたようで、かなり大きくなった幼虫もいました。

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↑  2019年10月16日 撮影
野鳥たちに狙われて可哀そうなので、畑から終齢に近い2頭を、我が家の「飼育ケース」にお越しいただきました。
↑ この子は、その2頭のうちの1頭Bちゃん。

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引っ越してきた2頭。Aちゃん&Bちゃん
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↑ 蛹化したキアゲハの幼虫(Bちゃん)(2019/10/25)
上述したように、Aちゃん無事に羽化して蝶々になったが、Aちゃんは寄生蜂の犠牲になったようで羽化しませんでsた。

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↑ Bちゃんも引っ越しをして、我が家の別荘「飼育ケース」で、蛹になりましたが、・・・・

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↑ キアゲハの蛹A 寄生蜂の犠牲になったようです。ピクリとも動きません(2020/03/23)
引っ越し前の畑にいる時代に寄生蜂に卵を産み付けられていたのでしょうか、カビが生えています。
畑にたくさん残っていた幼虫たちも、次々と姿を消してしまい、周辺をくまなく探しても蛹の姿は見つかりません。
幼虫のほとんどは、天敵の鳥や昆虫などの犠牲になっているのではないかとの疑念が拭いきれません。

 

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2019/10/25

キアゲハの幼虫観察記(2):蛹になりました。

10月16日に我が家に引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫2頭(AとB)が25日の早朝に蛹になりました。蛹化したキアゲハの幼虫は、今年内は羽化せず、来年の春に羽化するかと思います。それまで我が家で、外敵に襲われる心配なく、ゆっくり冬を過ごせるでしょう。

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↑ 10月16日 我が家の「飼育箱」に引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫。
左:キアゲハの幼虫A  右:キアゲハの幼虫B

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↑ 引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫B

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↑ 引っ越してきたキアゲハの終齢幼虫A

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↑ 10月25日 蛹化が完了したキアゲハ幼虫B
幼虫Bは緑色の蛹になりました。
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↑ 10月25日 続いて幼虫Aも蛹化が完了しました。
幼虫Bの蛹の色はクリーム色の壁の近くにいたためでしょうか、ご覧のようにベージュ色の蛹になりました。
それぞれA、Bの幼虫が、かたや緑色、そしてもう一方はベージュ色の蛹になるとは大きな驚きでした。
Bは、こんもりとした緑のニンジンの羽に囲まれたところで蛹になり、Aはクリーム色~ベージュ色の壁の近の疎ら葉の茎で蛹になりました。
幼虫は蛹になって過ごす場所の環境の環境の色に同化するように、自身の色を変えたのではないのかと思いました。
環境の色彩に近い色に自身が変身・変色すれば、敵の目をごまかすことができて身を守れます。
人間は身体の色はかえられません。
このキアゲハの幼虫は、環境に似た色に姿を変えることが出きます。
すごいことだと思いました。
 

 

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2019/10/17

キアゲハ幼虫観察記(1):キアゲハの幼虫の引っ越し

菜園「まさる畑」には、キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワーなどの冬野菜のほかに、べーたーカロチンやカリウム、食物繊維が豊富な野菜として知られるニンジンも少しですが栽培しています。

台風19号が10月12日に当地を通過後、畑の状況を点検をしているとき、ニンジンの畝の周りをキアゲハが行ったり来たりして、ひらひらと舞っているのに気がつきました。ニンジンには毎年キアゲハが産卵するので、さては、と思ってニンジンの茂みをよく調べてみると、予想どおり、ニンジンの葉にはいくつかの卵がうみつけられ、すでに大きく成長した幼虫も数頭みつかりました。

しかし、大きくなった幼虫は足長バチやカマキリなどのような天敵や野鳥などに食べられてしまうのでしょうか、忽然と姿を消してしまうことがしばしば観察されたので、10月16日そのうちの2頭のキアゲハの幼虫A,Bを ”我が家の別荘(飼育箱)” お越し願いました。

引っ越し願った2頭の幼虫は、「蛹化」して越冬し、来年の春に「羽化」するまで、逗留してしていただき、”蝶々”となって自由に飛べるようになったら「自然界」にお返ししようと思っています。

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↑ ↑ 我が家の”別荘(飼育箱)”に引っ越したキアゲハの5齢(終齢)幼虫A(2019/10/17)
キアゲハA:10月17日撮影、体長 34mm
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↑ 我が家の”別荘(飼育箱)”に引っ越したキアゲハの5齢(終齢)幼虫B(2019/10/17)
キアゲハB:10月17日撮影、体長 34mm
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↑ 我が家の”別荘(飼育箱)”です。
左:終齢(5齢)幼虫A  右:終齢(5齢)幼虫B 

キアゲハのt幼虫の誕生地「まさる畑」ニンジンの畝
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↑ キアゲハの幼虫の生まれ育ったニンジンの畝(2019/10/07)

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↑ キアゲハの卵(2919/10/07)
転々と数個の卵が産みつけられていました。

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↑ キアゲハの2齢幼虫(2019/10/07)
卵は3日ぐらい続けて産み付けられていたようです。
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↑ キアゲハの3齢幼虫(2019/10/07)

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↑ キアゲハA5齢(終齢)幼虫A(2019/10/16)
10月16日撮影:アッという間に5齢(終齢)幼虫になっていました。
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↑ キアゲハB5齢(終齢)幼虫B(2019/10/16)
10月16日撮影:アッという間に5齢(終齢)幼虫になっていました。
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↑ キアゲハの幼虫(2019/10/16)
左:終齢幼虫A  右:終齢幼虫B
10月16日 キアゲハA,B2頭を我が家の別荘(飼育箱)に引っ越し願いました。
餌のニンジンの羽は、菜園「まさる畑」のニンジンの畝から供給しています。
 

 

 

 

 

 

 

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2018/11/09

畑のおじゃまむし:モンシロチョウ、セスジスズメ、ヨトウムシ

畑で野菜を栽培していると、その野菜にとって役立つ虫や、あるいは害を与える「おじゃまむし」など、色々な虫たちが集まってきます。

 

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↑ 夏型のモンシロチョウ♂  

 

キャベツやハクサイのトンネルネットを外したら、早速モンシロチョウがやって来ました(11月7日写 )。

 

 

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↑ 春型のモンシロチョウ ♂(3月4日写) 

 

「丘の畑」では、モンシロチョウは、春からのお馴染みさんです。

 

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↑ セスジスズメの幼虫(11月6日写)。

 

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↑ サトイモの葉をもろもり食べます。

 

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↑ 夏の頃のセスジスズメの幼虫(7月20日写)。

 

葉はよく食べるが、収穫物のサトイモには大きな被害を与えないので、多目に見ています。

 

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夜盗虫(ハスモンヨトウだと思います。10月8日写)

 

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↑植え付けたばかりブロッコリーの茎を噛み切った犯人(虫?)は、上のヨトウムシかと思われます。このヨトウには厳しい刑がかけられました。

 

 

 

 

 

 

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2018/03/16

モンシロチョウの蛹が羽化しました

春は着々と進行しているようです。 花の開花とともに、昆虫たちも活動し始めました。昨年の秋、菜園のキャベツ畑にいたモンシロチョウのアオムシ君、お邪魔虫ですが、冬も間近だったので可愛そうに思い、我が家の{飼育箱」に引越を願い、蛹になって越冬しました。

しかし、この蛹ちゃんいつ羽化するのかわからず、そのままにしていたところ、今朝、部屋の中でガサゴソと音が聞こえたので、部屋の片隅に目を向けたら、なんと、そのモンシロチョウの蛹が羽化して「蝶々」になっているではありませんか。

よくぞ元気で頑張ってくれたと嬉しくなってしまいました。幼虫の青虫は畑荒らしで困り者ですが、昆虫といえども大切な命、幸せに過ごしてほしいと願って、記念の写真を撮り、今日、自由なる世界へと飛び立たせました。

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↑  春です! 3月15日朝 モンジロチョウの蛹が羽化しました(2018.03.15 09:50)。

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↑ 飼育箱の中では窮屈そうなので、・・・・

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↑ 私の部屋の中に開放してあげたら、窓辺のカーテンに止まりました。

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↑ 春型の♂ ?   翅の裏側は薄黄色で、・・・

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↑ 表は白色です。 翅が固まるまで、一晩休ませてあげることにしました。

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↑ 抜け殻となった蛹の殻。

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↑ 背にはいくつかの突起があります。

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↑ 幼虫時代の衣の脱け殻。

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↑ 3月16日朝  翅もすっかり固まったようでピンとなりました。

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↑ 窓辺に止まりました。窓を開けてあげると、元気よく自由なる世界へと羽ばたいて行きました。モンシロチョウさん! 幸せあれと祈って別れを告げました。

 

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2017/10/15

黒いイモムシ:セスジスズメとカブラハバチの幼虫

13日から3日続きの雨天日です。気温もぐっと低くなり、昨日の当地の最高気温は15.5℃、最低気温は13.2℃でした。

この、ぐずついたお天気で、菜園の本格的な作業はちょっとお預けですが、毎日、散歩がてら畑の様子を見回っています。

このところの冷え込みで、サトイモの葉の枯れ込みが進んでいます。雨が上がったら’試し堀り’をしようと目論んでいますが、収穫は予定どうり11月初旬頃かと思います。

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↑ 「丘の畑」では、サトイモが収穫期を迎えているが、先日見回った時に大きな黒いイモムシを見つけました。

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↑ このイモムシは、人ぞ知る「セスジスズメ」の幼虫でした。

セスジズズメの若齢幼虫は全体が黒っぽく、気門よりも少し背側に橙色~黄色の連続した眼状紋を持つが、終齢に近い幼虫は体がやや白っぽくなって眼状紋が赤味を帯びてくる。上のセスジススメの幼虫は、尾部に近い5対の眼状紋が赤いので、セスジスズメの終齢幼虫と見られる。

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↑ 9月22日に播種した聖護院大根(丸大根)は防虫ネットを掛けなかったので、やはり害虫に狙われてしまいました。

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↑ その害虫は、体長7mmほどの’小さなクロムシ「カブラハバチ類」の幼虫でした。

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↑ カブラハバチの幼虫と見られますが、如何でしょか。

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↑このムシは、葉をちょっと触っただけで、ぽろっと地面に落ちます。這って逃げるよりは、ぽろっと落ちる方が早く逃げると思ったのでしょうか。

それらを探して拾い集めました。

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↑ 食害を受けてぼろぼろになった聖護院大根(丸大根)の葉。 

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2017/10/10

秋の花に集う虫たち(1):ナガサキアゲハ、クロアゲハ、クロオビノメイガ、ヒメアカタテハ

今日は、朝方は涼しかったが、日中は気温が上がり半袖でも朝がにじみ出るほどの暑さになりました。 

日が照り出すと、陽ざしを浴びた草木が花を咲かせ、その花を目当てに虫たちが寄ってきます。

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↑ 公園の散歩でアベリア(花薗筑波嶺空木)の花の蜜を吸いに来た黒い蝶々ナガサキアゲハに出会いました(2017/10/02 撮影 水元公園)。

ナガサキアゲハは後翅に尾(尾状突起)がない。

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↑ 近くにクロアゲハの♂も飛んでいました(2017/10/02 撮影 水元公園)。

 クロアゲハほもう翅がボロボロでした。

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↑ シロオビノメイガが庭のボリジ(瑠璃チシャ)の花に止まっていました。

ポリジ: ムラサキ科 1年草 葉を揉むとキュウリの香りがする。ハーブの仲間。

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↑ 菜園「丘の畑」のゴマの収穫跡地には、ヒメアカタテハがやって来ました。

ゴマの枯れ葉が落ちた畑地がよい保護色となっていました。

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2017/09/15

彼岸花にクロアゲハ、そして柿の木にアカボシゴマダラ蝶

今日は朝からさわやかな良いお天気。1昨日の雨のお陰でしょうか「まさる畑」のボーダーとして植え込んだ彼岸花が続々と咲き出しました。そして、その彼岸花に最近は滅多にお目にかかれないクロアゲハさんが、長い間遊んでくれました。

また昨日は、裏の柿の木に、これまた滅多にお目にかかることのないお客さんアカボシゴマダラが遊びに来てくれました。秋は、日に日に深まってきているようです。

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↑ 9月14日 ヒガンバナ(彼岸花)  菜園「まさる畑」のボーダーとして植え込んだ彼岸花が咲き出しました。

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↑ 別名「曼珠沙華」とも言います。

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↑ ほとんど放任状態ですが年々少しづつ増えています。

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↑ 滅多にお目にかかることがないクロアゲハが訪ねてきてくれました。メスのクロアゲハのようです。

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↑ 止まってくれそうでなかなか止まってくれません。

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↑ ようやく裏の紋を見せてくれましたが、これがせい一杯。

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↑ 9月13日 アカボシゴマダラ 

 昨日は雨上がりのあと、裏の柿の木に、これまた珍客のアカボシゴマダラが訪ねてきてくれました。

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↑ こちらは静かに止まって、表も裏も披露してくれました。

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2017/09/07

キアゲハの蛹化

今日は一日中雨が降ったり止んだりで、菜園のお仕事はお休み。鳥見にも行けませんでした。

今日はお家でお休みかなあと思っていたところ、、9月4日にニンジン畑から我が家の飼育ケースに引っ越しを願ったキアゲハの幼虫が’蛹化‘の気配を見せているのに気がつきました。グッドタイミングです。

早速カメラを据えて羽化の様子を観察し、その動きを動画に撮りました。ここでは、動画での掲載は少々手間がかかるので、10枚ほどのダイジェスト版画像で掲載させてもらいます。

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↑ 9月7日7時16分 キアゲハの「前蛹」がうごめき始めたのに気がつきました。

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↑ 12時43分 薄緑色の体色が、黄味を帯びた灰色に変わり、黒い班が濃くなりました。

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↑ 12時47分  体を動かして、表皮を下方にずらし始めました。

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↑ 12時48分 頭部の表皮が裂けて、中から蛹になった体の一部がでてきました。

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↑ 12時50分14秒  蠕動を続けて、体の半分ほど、蛹体がでてきました。

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↑ 12時50分20秒 上手に’帯紐’を潜り抜けて、’衣’を下へと脱いで行きます。

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↑ 12時51分 最後の尻尾の付け替えが絶妙です。’衣’から’尻尾’を抜いて、その尻尾の先端を、体を支えている木に押し付けて接着させるのです。この尻尾の接着が不完全だと、羽化するとき非常に苦労します。

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↑ 12時52分 衣(抜け殻)をぽろりと落としました。蛹化完了です。

頭部が裂けて、’衣’を脱ぎ終わるまで約5分。長いようで、つかの間の時間です。ちょっとよそ見をしていると見ずごしてしまいます。

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↑  12時57分 ’衣’を脱ぎ捨てたあとは、また静かになります。

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↑ 14時20分 身体が次第に固まり、腹部から尾部にかけての体色が淡い橙色の変わってきました。

よく頑張りました。このあと、10日ほどして羽化し、成虫の蝶キアゲハとなる筈です。その日まで「元気で頑張ってね!」と願っています。

 

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