今日は一日中雨が降ったり止んだりで、菜園のお仕事はお休み。鳥見にも行けませんでした。
今日はお家でお休みかなあと思っていたところ、、9月4日にニンジン畑から我が家の飼育ケースに引っ越しを願ったキアゲハの幼虫が’蛹化‘の気配を見せているのに気がつきました。グッドタイミングです。
早速カメラを据えて羽化の様子を観察し、その動きを動画に撮りました。ここでは、動画での掲載は少々手間がかかるので、10枚ほどのダイジェスト版画像で掲載させてもらいます。

↑ 9月7日7時16分 キアゲハの「前蛹」がうごめき始めたのに気がつきました。

↑ 12時43分 薄緑色の体色が、黄味を帯びた灰色に変わり、黒い班が濃くなりました。

↑ 12時47分 体を動かして、表皮を下方にずらし始めました。

↑ 12時48分 頭部の表皮が裂けて、中から蛹になった体の一部がでてきました。

↑ 12時50分14秒 蠕動を続けて、体の半分ほど、蛹体がでてきました。

↑ 12時50分20秒 上手に’帯紐’を潜り抜けて、’衣’を下へと脱いで行きます。

↑ 12時51分 最後の尻尾の付け替えが絶妙です。’衣’から’尻尾’を抜いて、その尻尾の先端を、体を支えている木に押し付けて接着させるのです。この尻尾の接着が不完全だと、羽化するとき非常に苦労します。

↑ 12時52分 衣(抜け殻)をぽろりと落としました。蛹化完了です。
頭部が裂けて、’衣’を脱ぎ終わるまで約5分。長いようで、つかの間の時間です。ちょっとよそ見をしていると見ずごしてしまいます。

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12時57分 ’衣’を脱ぎ捨てたあとは、また静かになります。

↑ 14時20分 身体が次第に固まり、腹部から尾部にかけての体色が淡い橙色の変わってきました。
よく頑張りました。このあと、10日ほどして羽化し、成虫の蝶キアゲハとなる筈です。その日まで「元気で頑張ってね!」と願っています。