カテゴリー「野鳥」の記事

2017/04/17

ヤツガシラ(3): 冠羽を開く!

4月13日 今年初の秋ガ瀬公園の鳥見行で、事前の情報もなく予想もしていなかった稀鳥ヤツガシラに、現地に到着するやいなや会うことができました。

ヤツガシラとの出会いは、昨年5月に飛島での出会いに次いで、今回が2度目ですが、飛島では冠羽を開くところは、ほんの一瞬、かいま見ただけで写真を撮る余裕はありませんでした。

しかし、今回は十分余裕を持って観察することができ、冠羽を開く一瞬も写真に撮ることができて、その幸運に感謝・感激。天地の神にお礼を述べ、大満足で帰宅しました。

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↑ 冠羽を開く直前のヤツガシラ (2017/04/13 秋ヶ瀬 田圃の中の水路)

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↑ 伸びをしながら冠羽を開きました。

冠羽を開く時は、①驚いた時や興奮した時、②伸びをするとき、③飛んできて着地した瞬間などで見られる(参考:「日本の野鳥650」写真・眞木:解説・大西・五百澤 平凡社)そうですが、ここでは②の場合に相当すると見られます。

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↑ 頭頂の飾り羽を全開しました。

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↑ 和名のヤツガシラの「ヤツ(八つ)」は文字どうりの「八」ではなくて、「多い」ことを示す言葉で、「頭部に多数の飾り羽を戴いている鳥」という意味を持つ。

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↑ 飾り羽を閉じ始めました。

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↑ 飾り羽をほぼ閉じ終わりました。

冠羽を開いて閉じるまで1秒足らずでした。夢のような一瞬でしたが、至福の一時を堪能しました。

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2017/04/16

ヤツガシラ(2): イモムシを捕食していました。

4月13日 ヤツガシラ、前回の続きです。 水路の土手に降りたヤツガシラは、これからの旅のための腹ごしらえのためでしょうか、草地の中に入って、長い湾曲した嘴で地面を突っつきながら忙しく動きまわって餌探しに夢中になっているようにみえました。

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↑ 水路の土手で餌を探しまわるヤツガシラ。

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↑ 長い嘴を地面の中に差し込んで何か見つけて引っ張り出しました。

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↑ 引っ張り出したものは「いもむし」のようです。

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↑ 拡大してよく見たら、ヨトウガ(夜盗蛾)の幼虫の「ヨトウムシ」と呼ばれる「イモムシ」を捕らえたようです。

ヤツガシラは、このヨトウムシなどのイモムシのほかに、ミミズや地中に潜んでいる昆虫類なども捕食しているようです。

注:イモムシ:毛の目立たないチョウやガの幼虫の代名詞。

 

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2017/04/15

ヤツガシラ(1):タンポポの花のもとで、はいイポーズ!

4月13日、暖かくなり外出しやすくなったので今春初めての秋ヶ瀬行を企てました。当初の目的はヒレンジャクオオルリに会えればいいな、と思っていたのですが、現地についてみると地元のバーダーさんが、ヒレンジャクは見られないがヤツガシラが来ているよと教えてくれました。
ヤツガシラが出ている水路沿いの土手に着くと、すでに50名を超えるバーダーさんが、カメラを構えて長蛇の列をつくって並んでおり、土手は大賑わいでした。
主役のヤツガシラは水路をはさんだ対岸の土手で、餌を探しながら草地に入ったりコンクリートブロック張の護岸に出たりしていました。
水路の土手は、繁茂した樹木など観察の邪魔になる障害物が少なく、採餌や休息、時には冠羽を広げるなどの、様々なポーズを披露してくれて、対岸で観察するカメラマン・カメラウーマンを十分に楽しませてくれました。沢山写真を撮ったので3回ぐらいに分けてUPします。
次回は「餌とり」、最後は「冠羽を広げた」ところをUPする予定です。
 
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↑ ヤツガシラ (2017/04/13 秋ヶ瀬公園)

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↑ バーダーさんたちの間では、今春2月に館林市のつつじが岡公園に飛来してきて野鳥愛好者の垂涎の的となったヤツガシラが、ここに移ってきたのかどうか話題になっていました。

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↑ ヤツガシラ: サイチョウ目ヤツガシラ科  旅鳥   全長 27cm 

ブッポウソウ目に分類されえいましたが、第7版ではサイチョウ目に分類されました。

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↑ 長い嘴と特異な冠羽をもつ稀な旅鳥として人気が高い。タンポポの花の咲いている前に来てくれました。

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↑  タンポポの花の傍に寄りましたが、ヒヨドリやメジロのように花の蜜を吸う素振りは見せませんでした。

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↑ ヤツガシラの和名は①「八つ頭」、②「戴勝(漢語起源)」、③ 「戴頭」 などと表記されている。

 

 

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2017/04/12

ツバメの巣材集め(2017/04/12)

昨日は1日中雨降りで姿を見かけませんでしたが、今日は朝からか、からっと晴れた良いお天気、夫婦らしき2羽のツバメが近くの水溜まり場に飛来してきて巣材集めをしていました。
 
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↑ 2羽のツバメは10日に見かけたツバメかと思われます。

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↑ 休耕畑に落ちている枯草を口に咥えて・・・・

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↑ 道路わきの水溜まりのところに来ます。

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↑ トリミングをして拡大して見ました。

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↑ 枯草と土を混ぜました。

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↑ 「お先に行きますよ」とあいさつして・・・

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↑  飛んでゆきました。

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2017/04/11

ツバメ飛来・今春初見・初撮り(2017/04/10 つくば市)

4月10日、2羽のツバメの飛来を確認しました。昨年は4月2日に飛来し、Sさんのお家に巣づくり(1)    (2) したのを確認しており、8日ほど遅い飛来ですが、今年も元気な姿を見せてくれたので、嬉しさ一杯でした。
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↑ 4月10日 雨あがりの朝、農道脇の水溜まりに2羽のツバメがいるのを2階の窓から発見。 パートナーと2羽(黄色い丸印)、♂♀のつがい(夫婦)かと思われますが未確認。
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↑ 口に枯れた植物の枯れ茎らしきものを咥えていました。営巣のための巣材に違いありません。

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↑ 水溜まりにできた泥を枯れ草(茎)につけています。

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↑ 泥は粘着力のある粘土質で、乾くとしっかり固まることをツバメは知っているようです。

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↑ こちらは’奥さん‘でしょうか、喉元の色模様が違います。

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↑ 何度も往復してやって来ますが、どのお家で営巣しているのかは確認できませんでした。

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↑ 2羽、仲良く協力して巣づくりに励んでいるように見えます。

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↑ 昨日10日は晴天で、一生懸命巣材を運んでいましたが、今日11日は終日雨降りで、ツバメさんは姿を見せませんでした。雨の日はお休みのようです。

 

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2017/04/10

コチドリ(小千鳥)

7日から3日続きの雨降りお天気が終止符を打ち、ようやく待望の晴れたお天気となりました。
雨天の日は、あまり姿を見せなかったかった小鳥たち・・コチドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ツグミなどが、今朝は遠くの畑から裏庭の近くまで来て採餌して行きました。
少し離れた道路脇にできた雨水の水溜まりに、ツバメが巣材に泥をつけて何度も往復していました。 コチドリ、ツバメは今シーズン初見です。
 

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↑ コチドリ: 4月10日 裏の畑に採餌に来ました。 今シーズン初見・初撮りです。

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↑ コチドリ: チドリ科チドリ属  全長:16cm  九州以北で夏鳥

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↑  チドリ属の中では小さいが、スズメ(全長15cm)より、やや大きいので 単独で見ると、名前から想像するほど小さくは感じない。

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↑ 成鳥は明瞭な黄色いアイリングが特徴。 ♂♀ほぼ同色。脚は橙黄色。

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↑ 前頭は黒く、頭頂は褐色でその間は白色の帯。

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↑ 昆虫類を見つけて食べているようです。

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↑ 嘴は黒くてやや短め。堅い木の実を食べるのは苦手のようです。

 

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2017/03/23

ホオジロ : 江戸川・松戸川河川敷の野鳥(3)

春ですね。「ふれあい松戸川」沿いの遊歩道でホオジロの囀ずる声が聞こえてきました。真冬の頃は、人の姿に気がつくとすぐ藪の中に隠れてしまうのですが、春になると藪の中から目立つところによく出てきて、囀ってくれます。

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↑ ホオジロ♂: 声高らかに囀っていました。

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↑ ホオジロ ホオジロ科ホオジロ属  全長 16.5cm  留鳥または漂鳥。

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↑ 横枝に足の爪をしっかりとひっかけています。

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↑ すぐそばに、メスもいました。

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↑ メスは、オスよりも警戒心が強いのでしょうか。後ろを向かれてしまいました。

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↑ どうやらカップルが成立したようです。

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2017/03/22

ヒドリガモ、アメリカヒドリ(?)、ホシハジロ:江戸川・松戸川河川敷の野鳥(2)

江戸川と六間川の合流点付近の草原で10数羽のヒドリガモが地上採餌しているのに出会いました。ヒドリガモはお馴染みの野鳥ですが、よく見たらその中に、少し毛色の変わった鳥が混じっているのに気がつきました。

その個体を写真に撮り、家に帰って調べたら、日本には、数少ない冬鳥であるアメリカヒドリに似ている(ドッキリ(lll゚Д゚))。しかし、顔の色が本種は茶褐色。アメリカヒドリは褐色で細かい黒斑があるので、アメリカヒドリでは無さそうです(残念(ノω・、))。

また、合流点付近では、ホシハジロのメスが泳いでいるのを見つけました。近くにオスもいるかなと思って探したが、オスの姿は見付けることはできませんでした。

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↑ ヒドリガモの群れが採餌していました。

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↑ ヒドリガモ♂ : 

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↑ 地上で採餌が終わると水面に降ります。

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↑ ヒドリガモの群れの中に、少し毛色の変わった鳥がいるのに気がつきました。

翼鏡は緑色。眼の後方の緑色を帯びた部分は首の付け根まであるが、顔・頬の色は茶褐色です。

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↑ 調べてみたら「眼の後方に緑色光沢がある個体もいる」(「日本の野鳥650」平凡社)そうで、この個体も「ヒドリガモ」かもしれません。

 しかし、アメリカヒドリとヒドリガモの交雑種という可能性も否定できません。

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↑ ホシハジロ♀: ヒドリガモの群れには入らないで、少し離れたところで泳いでいました。

 

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2017/03/21

ヒバリとタヒバリ : 江戸川・松戸川河川敷の野鳥(1)

3月18日 ぽかぽか陽気に誘われて久しぶりに松戸市に出かけ、春の息吹を吸いながら江戸川・松戸川河川敷を散策をして野鳥たちに会ってきました。

ヒバリ我が家の近くの畑地や草地に留鳥として繁殖 しているのでお馴染みの野鳥ですが、今年は江戸川河川敷の草地で初見・初撮りとなりました。

そして、この群れの近くに、ヒバリによく似ているがヒバリの群れとは行動を共にしない個体が1羽いるのに気がつきました。写真を撮り、家に帰ってよく調べたらその個体はタヒバリであることが判りました。タヒバリも以前、我が家の近くで観察 したことがありますが、本年はこの個体が、初見・初撮りとなりました。

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↑ ヒバリ : ヒバリは10数羽くらいの群れで、オオイヌノフグリの花が咲く若草の生えた草地を忙しく動き回りながら一生懸命採餌をしていました。

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↑ スズメ目ヒバリ科ヒバリ属  全長 17cm  留鳥

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↑ この日は「囀り飛翔」は見せてくれませんでした。

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↑ ヒバリとタヒバリの違いはお腹(体下面)を見比べると判ります。

ヒバリは下面が白く、胸に褐色の縦斑がある。

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↑  タヒバリ:  これに対してタヒバリの冬羽は体下面は淡褐色で、黒褐色の縦斑があります(夏羽はやや薄くなって灰褐色の縦斑)。

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↑ タヒバリ: スズメ目セキレイ科タヒバリ属 全長16cm  冬鳥

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2017/03/17

クロツラヘラサギとヘラサギのペア健在でした

3月16日 クロツラヘラサギヘラサギがまだ元気で滞在しているということを知り、葛西臨海公園に会いに行ってきました。いずれも世界的に希少な野鳥なので大事にしてあげたい。

クロツラヘラサギは2011年12月に沖縄石垣島の白保海岸で初見・初撮り  をし、ヘラサギは2014年3月に川越市伊佐沼で初見・初撮り をしたが、今回はクロツラヘラサギヘラサギがペアで行動していたので、両者を身近に比較観察することができ、大変勉強になりました。

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↑ 葛西臨海公園入口: 公園の入り口はJR京葉線葛西臨海公園駅を降りた駅の出口に接しています。この日は、雲一つない真晴れのおだやかお天気でした。

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↑ クロツラヘラサギ(左)ヘラサギ(右) 2017年3月16日 葛西臨海公園(西渚干潟)

仲良く一緒に行動していました。クロツラヘラサギの方がやや小さい。

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↑ クロツラヘラサギ(手前)とヘラサギ(奥): 奥の個体は、嘴の先端が見えなくても、喉のところが黄色いのでヘラサギと判定できます。 手前のクロツラヘラサギは風切り部に黒色がちょっと認められるので若鳥のようです。

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↑ クロツラヘラサギ:この画像でも、風切り部に黒色が認められます。

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↑ クロツラヘラサギ: ボケボケ画像ですが、目先から嘴までが黒くつながっているように見える。これらの特徴からクロツラサギと判定できます。

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↑ ヘラサギ:眼は嘴と離れて見えることから、ヘラサギと判定できます。また、喉の裸出部が黄色く見えるのもヘラサギの特徴の一つです。

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↑ 嘴を見せてくれるとヘラサギとすぐ判りますね。 成鳥の嘴は黒いが先端が黄色い。

ただし、本個体は風切り部の黒色部がわずかに残っているので、亜成鳥とみられています。

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↑ ヘラサギが口をあけました。大きな口ですね。

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↑ クロツラヘラサギの喉の部分。

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↑ ヘラサギの喉の部分。

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